市民と協働による学校防災「小さな命の意味を考える~未災地の浜松だからこそ 今何をすべきか!!~」 | 田中浩之 ビオトープ 教育研究室

田中浩之 ビオトープ 教育研究室

横浜創英大学で、食農教育・環境教育(ビオトープ)を研究しています。
*依頼していただけましたら、環境に関する講演会・研修会の講師として全国に参ります。

平成28年9月25日(日)13:00~15:30
 常葉大学浜松キャンパス 2301教室にて開催

田中ゼミの3年生並びにこども健康学科の1年生がお手伝いにくる
会場設営、受付、司会進行等積極的に動いてくれ、大助かりであった

式次第
第一部 講演会 雁部 那由多さん
第二部 講演会 佐藤 敏郎さん
KALAプロジェクト活動報告
常葉大学健康プロデュース学部こども健康学科 田中 浩之 総評


学生15名、一般64名 計79名の方に参加していただきました
ありがとうございました


司会を務めたこども健康学科1年生の林さん


第一部 講演会 雁部 那由多さん(宮城県立石巻高等学校2年)
雁部さんは、当時小学5年生
目の前で起きた衝撃的な出来事・・・・・・


第二部 講演会 佐藤 敏郎先生(元 女川町立女川第一中学校教師)
佐藤先生は「小さな命の意味を考える~あの日の大川小学校の校庭から学ぶもの~」
ということでお話をいただく
当時佐藤先生の次女がこの大川小学校にいて津波に遭遇・・・・
こども健康学科の学生が質問する

西尾さんのお話し
「いのちを守る植樹活動」について

主催者の一人、山田さん
同じく防潮堤の植樹活動について

最後、田中の総評ということでお話をさせていただく
雁部さんとともに

雁部さんから
「一日ひとつ、なんでもいいから思い出を作ってほしい」
「そのときそのときを大切にしなければいけない。」
「いちばん大切なのは、一日一日を大切に生きていくこと」・・・・。

佐藤先生曰く
「防災とは、ただいまを言うことです。」
「行ってきます」と出かけたら、必ず、「ただいま」を言う。
「それが、毎日続いてほしい。」
「あの日言えなかった、聞けなかった、たくさんの『ただいま』があるのだ。」

被災したからこその言葉である
重みのある言葉として、未災地の我々は受け止めなければと
誓ったあるいは確信した