伝わる文章の書き方／情報に優先順位をつけて語ろう！

言いたいことがたくさんある。
書きたいことがたくさんある。
伝えたいことが山ほどある。

だから、話しだすと止まらないんです。

だから、書き出すと止まらないんです。

そういう方は、少なくありません。

しかし、１から１０まである情報を一気にまとめて語ったら、どうなるでしょう？

聞く人（読む人）は、頭が混乱してしまうでしょう。

たくさん情報はあったけど、いったい何が大事なのかがよく分からない……という状態です。

話した（書いた）本人は、すべてを吐き出して気持ちいいかもしれません。

しかし、相手には、何も伝わっていません。

記憶にも残りません。

メリハリのない情報の羅列に、ストレスを感じる人もいるかもしれません。

本当に伝えたいことがあるなら、情報に優先順位をつけたうえで、重要度の高い１つか２つを伝えるようにしましょう。

いくら明るい金星でも、満天の星のなかで見つけ出すのは困難です。

周りに星のない状態でこそ「一番星」として注目してもらえるのです。

あなたが伝える情報も、金星の理屈と変わりません。