具体的に書く。たったそれだけのことで、読む人に興味をもってもらいやすくなります。

居酒屋で、次のように書かれたメニューがあるとします。

どの鍋が食べたくなるでしょうか?

1:鍋
2:タジン鍋
3:ほくほくタジン鍋
4:羊肉とジャガイモのほくほくタジン鍋
5:とろ~りチーズが絶妙。羊肉とジャガイモのほくほくタジン鍋

おそらく順を追って「食べたい度」がアップしたことでしょう。

鍋の種類(中身)はどれも一緒です。しかし、言葉によって、受ける印象はまったく異なります。

1~3には、さほど心を引かれなかった人でも、具体的に書かれた4や5では、が然、食欲をそそられたのではないでしょうか?

理由は難しくありません。具体的に書かれた文章であるほど人のイメージは鮮明になるからです。

人は、イメージしやすいもの(こと)には興味を持ちやすく、イメージしにくいもの(こと)には、興味をもちにくいものなのです。

ですので、読み手の興味を引きたいのであれば、「具体的に書く」ことを意識しましょう。