高知キャンプ9日目 | ライター海江田の 『 シラフでは書けません。 』

高知キャンプ9日目

たとえ身内に不幸があっても、ポップな原稿を書くときは、ちゃんとハネさせないといけないのが僕の仕事なんですが、ちょっと今回は無理みたいです。

今日はカマタマーレ讃岐との練習試合があった。
スターティングメンバーは下の通り。

      高原    南 

         中島
  杉本           前田
         楠美

石神   刀根   井林   関
                (練習生)
          菜入

7分、石神直哉が低いクロスを入れ、中央に走りこんだ中島翔哉がシュート。ヴェルディが先制。
14分、CKから高原のヘディングが決まり、2‐0。キッカーは中島。

後半、刀根亮輔に代わり、吉野恭平を投入。ポジション変わらず。
55分、中島のCKに吉野が頭で合わせる。3‐0。打点の高い素晴らしいヘッドだった。
56分、左45度、南秀仁がファーサイドに狙いすましたミドルシュートを突き刺す。4‐0。

63分、高原直泰out、ペ・デウォンin
[4-4-2]の中盤BOXに変更。ダブルボランチは石神と楠美。
デウォンが右サイドバックに入り、関光博が左に回る。

67分、左サイドを崩され、相手のヘディングシュートで失点。4‐1。

井林章、関がout、ニコラス・カタヤマ、安在和樹in
右からデウォン、ニコラス、吉野の3バック、[3-4-3]に変更。

79分、讃岐の藤田浩平がデウォンのファールを受け、重傷を負う。
試合中止が決定。

ヴェルディは前半より後半のほうが躍動感があり、縦に向かうプレーが多く見られた。
一方、後半は激しい接触プレーでもみ合いになるシーンがあり、荒れ模様のゲーム。
主審がコントロールする力を失いかけていたのが一因にある。

故障については詳しく書かないが、試合が続行できなくなるほどのひどいケガである。
それで充分に理解が及ぶはずだ。
また、よほどデウォンの名前を伏せようかと考えたけども、それはフェアなやり方ではない。
逆の立場なら、当事者の名前は明らかにしてほしいと思うだろう。

ファールはもちろん故意ではない。
短い付き合いだが、そういう選手ではないことを僕は知っている。
だが、不可抗力とはいえない。
回避しなければいけないプレーだった。
故障させられた側の痛みと比べるべくもないが、デウォンもまた重いものを背負っていくことになる。

藤田選手の回復を心から祈ります。

勝手ながら、今日はクイズ大会を中止します。
最終問題を2ポイントとさせてください。
やると決めたことは、最後までやらねばなりません。