開幕だ | ライター海江田の 『 シラフでは書けません。 』

開幕だ

Jリーグ、2010年シーズンの開幕。

土曜は、川崎フロンターレ×アルビレックス新潟@等々力。

前半、川崎がトントンと2点を奪う。

ワンサイドゲームになりそうだったが、あにはからんや後半は新潟が押し返した。

川崎は中村憲剛、ジュニーニョを欠き、攻撃が単調で厚みを持たせられない。

2-1で逃げ切ったものの、小さくない疵をさらした。


日曜、東京ヴェルディ×国士舘大@ランド。

リーグ初戦を来週末に控え、最終調整のゲームに臨んだ。

結果、0-1で敗れ、内容も良くなかった。

決定機の数は0-4。


富澤清太郎、河野広貴といった主力が合流したばかりで、全体的に探り探りといった様子がうかがえた。

宮崎キャンプの頃の走力、前に出る勢いを取り戻すには、しばし時間を要すか。

なお、メンバーから外れた柴崎晃誠は体調不良。

開幕には間に合う見込みだ。


今季のヴェルディのサッカーは、シュート数が「質」を担保する。

最終的にシュートまで持っていくシーンが多ければ、自分たちのスタイルを出せていると見ていい。

その逆なら話にならない。

いたって当然のことだが、そういった分かり易さのあるチームだ。


残り1週間で再びぐっと上げて、ロアッソ熊本とのホーム開幕戦を迎えたいところである。