川崎新体制発表
川崎フロンターレの新体制発表記者会見に行った。
場所は洗足学園音楽大学の溝の口キャンパス。
毎回、趣向を凝らしたイベントで楽しませてくれ、いつも得した気分になる。
和太鼓とブリティッシュバンドの演奏を聴き、スペシャルゲストの平原綾香さんの歌声に酔う。
身体が音に包まれる感覚は、生ならではだ。
なかでもアフリカン・シンフォニーが良かった。
武田信平社長をはじめ、みんなの合言葉は「今年こそタイトルを」。
そこで、現場を知り尽くす高畠勉監督にチームを託した。
ACL出場権がノルマなら最も確実性の高いチョイスだろうが、要求されるものが未踏の頂点となるとどうだろう。
私見では、やや足りないと感じる。
今年のスローガン「Plus ALFA」で覆してくれるだろうか。
締めはいつもの通り、サポーターがチャントを歌い、マフラーをぶんぶん振り回す。
インドアのこれは、かなり壮観な眺めだ。
大量のほこりが舞い、くしゃみが出る。
マフラーもまた、タンスのなかで開幕を待ちわびていた。
ああ、こういうのが川崎だなと思う。