11・25『WRE』旗揚げ第二弾、何とかなりました! | 格闘演芸道場WRE公式ブログ
「あの松井大二郎に、一体何をやらせるんだ…?」と、各所から驚嘆と疑念の声が上がっていた『WRE』第二弾ですが、当日は数多くのお客様にお集まり頂きまして、予想以上の盛況となりました。詳細はお越し頂いた皆様の心の内に秘めて頂くということで、こちらでは全体の流れをダイジェストでお送り致しましょう。


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イベント数日前、都内某所での打ち合わせ中に、ふと虚空を見つめる松井選手。「俺、一体何をやらされるんだろう?」…そんな期待と不安とが、無限ループのように脳内を駆け巡ります。


そして迎えた11・25、当日の演目は、以下の通りです。

一、イラストによる前説  小沢聖
一、鮑のし  春風亭傳枝
一、鰻屋  春風亭笑松

仲入り

一、コント
「先生と生徒」 松井大二郎 vs 遊一&笑松
「Uメイドカフェ」 松井大二郎 vs 傳枝
「謎掛け」 松井大二郎 vs 笑松&遊一&傳枝wハリセン小沢

一、ねずみ  入船亭遊一


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午後6時、気が付いてみれば開演。相変わらずいい加減な格好で登場のイラストレーター小沢聖は、自作のイラストを片手に淡々と前説を披露。ちなみに身に着けている赤いTシャツは、松井選手のオリジナルグッズだったりします。

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文字通り、いきなりの真打ち登場。噺家のトップバッターは春風亭傳枝師匠。流石といいましょうか、あっという間にお客様たちを高座に引きつけてしまいます。『WRE』の中心軸は「R」、つまり落語ってことなんですよ、奥さん!

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続いて登場は、『WRE』随一の国際派、春風亭笑松さん。お酒にまつわる枕から始まって、アクションも愉快な「鰻屋」を見事に口演。イベントの前半戦をビシッと締めてくださいました。

仲入り(休憩時間)が終わって、いよいよ松井選手登場のコントです。舞台袖で衣装に着替えて、緊張を隠しきれない松井選手は「シュッ、シュッ」と息を吐きながらシャドーボクシング。「出番前の習慣なんだろうなあ」と理解しつつも、珍妙な格好とのギャップに早くも笑いが込み上がってきます。

コント一本目は「先生と生徒」。レガースを着用した小学生、松井大二郎君が、ホームルームで暴走します。頭の中身は全てプロレス&格闘技の松井君、遠足の水筒にプロテインを入れたがったりと、最後まで己を貫きます。

コント二本目の舞台は、一転して秋葉原。メイドカフェ初体験の若者をお出迎えするのは、猫耳がキュートな「だい子」ちゃん。筋骨隆々の身体で、お客さんが失神するまでサービスに努めます。それにしても「だい子」ちゃん、えげつないコスチュームでしたなあ…。

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ゲストコーナーは、皆さんお馴染みの大喜利(謎掛け)でフィニッシュ。珍回答の連続でハリセンを食らいまくった松井選手、最後は逆上してキックミットごと3人の噺家を蹴り飛ばしました。このキックの迫力が、凄まじいの何の。至近距離でプロの打撃を目撃して、お客様も貴重な体験をされたのではないでしょうか。

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今回のトリは、いにしえのNWA世界王者に憧れるという、何事も本格派の入船亭遊一さん。情景が次々と目に浮かぶような巧みな話芸で、メインエベンターの大役を果たしてくださいました。身を乗り出すようにして高座を見つめるお客様たちの様子が、今もしみじみと思い出されます。

格闘演芸道場WRE公式ブログ-格闘演芸道場WRE 松井大二郎
楽屋へ戻って、ホッと一息の松井選手。事前の緊張は何処へやら、本職と見紛うかのような芸達者っぷりでした。まさか舞台でここまでやって頂けるとは…松井選手、本当にありがとうございました!

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イベント終了後の打ち上げで記念撮影。「もう後は酔うだけ」という安心感に満ちた面々ですが、案の定この後は、朝まで飲んだり歌ったり寝たり脱いだり。何事も元気が一番と、そのようにご理解頂ければ幸いです。


というわけで『WRE』第二弾、特に事件も事故も発生することなく無事に終了致しました。ご来場頂いた皆様、開催までに様々なご協力を頂いた皆様、本当にありがとうございました。多くの方々に演芸とプロレス、格闘技の魅力を、僅かでもお伝え出来れば幸いでございます。

『WRE』は、第三弾だって勿論やります。そりゃまあ、来年になりますけども。少々気が早いですが、皆様、良い落しを…いや、お年を!