こんにちは♫
世界を繋ぐ歌唄い、植田あゆみです。
多国籍音楽グループWomenoftheWorldと約2週間弱のツアー中、昨日は心配しつつ、とても楽しみにしていたモルモン教系の大学、Brigham Young University Idahoでのコンサート
一番の問題だった衣装ですが、
4パターンほど用意してきたものの、
やはり、いつも着ているドレスを長袖にアレンジするのは無理があるということで、ダメ元で会場スタッフの皆さん、企画者の皆さんと交渉へ。。
大学スタッフ:
"チームと相談したけれど、あなたたちはモルモン教徒ではないのだし、皆さんが心地よいドレスを着て演奏するのがベストだという結論を出しました。これで何か問題がある、という人がいるのなら、それは彼らの問題ということにしましょう。"
Women of the Worldメンバー、一同大喜び!
やはり顔の見えないメールや電話のやり取りだけで、
お互いを簡単にジャッジしてはいけないなぁと。
コンサートも、これまでのツアーで1、2を争うぐらい、お客さんのノリが素晴らしく、私たちもどんどん調子が出て来て、笑いいっぱいの最高のコンサートになりました。
もし、私たちがここでのコンサートをお断りしていたら、こんなに素敵なお客さんにも出会えなかった。
良いことも、悪いことも、
飛び込んでみてはじめてわかること。
来る前から、ダメだと決めつけなくて本当によかった。
コンサートの途中には、私がソロで歌うラインの歌詞が吹っ飛んでしまい、初めから歌い直すというハプニングが。。。
頭が白紙状態になってしまい、
私のソロのラインを4人一緒に肩を組んで歌うことに。
お客さんも、メンバーもとても温かく答えてくれました。
みんな、迷惑かけて本当にごめんなさい
コンサート後も、
CDの購入や、サインを求めて長蛇の列!
”この大学に、演奏しに来てくれて本当にありがとう!”
”2時間であなた達5人が大好きになっちゃった!”
”私も一緒に歌いたいんだけど、何か方法はない?”
とたくさんの愛に溢れるコメントも。
(めっちゃ背の高いお客さん!)
そして、
一人の学生さんからは、
”みんなそれぞれ違った宗教や、バックグラウンドを持っているのに、こんなに仲良く仕事ができるんですね”
とコメントをいただきました。
本当にそうなんです。
異なる価値観を持っているからこそ、もちろんぶつかりもするけれど、毎日彼らと過ごすのがとっても楽しい。
こんな生き方、関わり方もできるんだ!って
自分自身の可能性も広げてもらえるきっかけになったら嬉しいな。
そして、私もモルモン教について学ぶことができて本当に良かった。
それぞれが、それぞれに自分自身を幸せにする方法を持つことに対して、もっと寛容になれたらいいなぁ^ ^。
旅は続く!
2014年度全米アカペラチャンピオン
30ヶ国語で歌う多国籍アンサンブル
Women of the World 東京公演
9月2日(土) ギャラクシティ西新井文化ホールにて、午後3時より!
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ウーマン・オブ・ザ・ワールド
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