おはようございます。最近、「エコ」が「エゴ」と聞こえてきませんか・・・
「毎日の家計のやりくりで手いっぱい。高価なエコカーや省エネ家電の購入などとんでもない」
温室効果ガス排出量を2020年までに真水(国内対策のみ)で1990年比25%削減する目標の達成方法を示した「小沢鋭仁環境相のロードマップ(行程表)試案」について、友人男性の専門紙記者(47)に感想を尋ねると、声を震わせながらこう答えた。厚生労働省の「07年国民生活基礎調査」によると、日本の1世帯当たり年間所得の平均値は567万円。友人の年収は全世帯平均の半分にも満たない。
小沢環境相は試案で、積極的なエコ投資によって低炭素で快適な暮らしを実現できると強調。太陽光発電や高効率給湯器などを導入した新築住宅を検討する世帯の追加投資額が240万~290万円の場合、補助金などの優遇措置や節約効果によって10年内で元がとれるとした。
もちろん、温暖化対策のプラス効果を全否定するつもりはない。省エネ性能が高い家電の購入を促す「家電エコポイント制度」は、今月15日に導入から丸1年を迎えた。その間に、家電量販店の薄型テレビの販売台数は前年に比べて7割増えた。
ただ現実は、バラ色のエコ生活を余裕を持って実践できる国民は一部に過ぎない。事実、日本総合研究所が全国18歳以上の男女2060人を対象に環境保護に役立つ消費行動の取り方を1月に調べたところ、回答者の半数が「自分の財布を傷めない形で環境に貢献したい」と答えたのだ。人並みに働いても十分な収入が得られないワーキングプアなどの低所得者層なら、なおさらだ。
鳩山政権は、25%削減への理解を求める国民運動「チャレンジ25キャンペーン」を推進中だが、挑戦できない国民を救う手立てが見えない。温暖化対策の経済影響について、「経済的な裏付けのない国民」にも目を向けながら再検証を行うべきではないか。(サンケイビズ)
「バラ色のエコ生活」って、どうよ!?
No.781:エコロジー
・ エコロジー:①生態学。 ②自然環境保護運動。人間も生態系の一員であるとの視点から、人間生活と自然との調和・共存をめざす考え方。
仕事で交わす名刺交換。
名刺帳を眺めていると、小さく、こんな文字が書かれていることに気づきました。
・ リサイクルペーパーを使用しています
・ この名刺は草パルプ(ケナフ)を使用しております
・ ケナフ紙
・ Recycled Paper
・ 古紙100%再生紙を使用しています
・ 国産材の間伐材を10%配合した紙を使用しています
・ R100
要するに、「環境に配慮している会社ですよ!」ということを(さりげなく)アピールしているのでしょう。
今や、「環境問題」は、現代人にとって最重要課題でもあり、誰もが「無関心」ではいられない様相を呈しています。
「エコ」といえば無条件に「善」、ととられかねないような風潮まで感じてしまいます。
ですが、当初の「理念」や「本質」ではなく、「形式」だけが独り歩きを始めたり、都合のいいように解釈が施され、「理念」や「本質」とは、かけ離れた「論理」がまかり通ったりすることは少なくありません。
「温暖化」自体に異議を唱えている「武田邦彦」氏の著書『偽善エコロジー』では、いろいろな「常識」に、「ちょっと待った!」をかけ、冷静で客観的な判断を下し、また、そうした行動を求めています。
- 偽善エコロジー―「環境生活」が地球を破壊する (幻冬舎新書)/武田 邦彦
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では、自分自身、何を心がけてみようか・・・というと、こんな「当たり前」のことくらいしか、思い浮かばないんですよね・・・。
・ ものを大切に使う。大切にする。
・ 水を流しっぱなしにしない。
・ 冷暖房をかけすぎない。
・ ごみを捨てない。
・ ごみを持ち帰る。
・ ごみを拾う。
・ 歩く。
・ 自転車を使う。
・ 何事にも、感謝の気持ちを忘れない。
結局、「しつけ」というか「道徳」のような「心」の問題が、一番大切なんではないかと・・・
■ 関連過去記事
*よろしければ、クリックしてご参照ください。
・ エコ<エゴ
・ 重ね着
・ LOVE
・ 特典
・ いろいろ
PS.
なんといっても、次の2つが大事だな・・・
・ ものを大切にする!
・ 感謝の気持ちを忘れない!