おはようございます。ソニー製の電池搭載の、富士通パソコンが発火したそうです。
富士通は27日、ソニー製充電池(リチウムイオン電池)を搭載したノート型パソコンから火花が出て、利用者がやけどをする事故が発生したと発表した。
24日夜に東京都内の住宅で、電源を切った状態で充電中に発熱し、火花が出た。使用者が火花を消そうとしてやけどを負ったという。
ソニー製充電池を巡る一連のリコール(自主回収・無償交換)問題で、国内メーカーのパソコンが発火した事故は初めてだ。事故の起きたパソコンの充電池はリコール対象となっていた。
ソニーは、デル、アップルコンピュータ向け以外では事故が起きる可能性は低いとの見方を示唆していた。富士通の発火事故の原因がデル、アップル製と同じだった場合、従来の説明が覆ることになる。
ソニー「ブランド」への、不安や不信感は、募っていくばかりです。
No.418:名産
・名産:その土地の有名な産物。名物。
旅先で目にする「名産」の数々・・・。それらの「商標登録」が認められたと報じられています。
特許庁は27日、地域名と商品(サービス)名を組み合わせた「地域団体商標」として「小田原かまぼこ」「下呂温泉」「和歌山ラーメン」「三州瓦」など52件の登録を認めると発表した。今年4月に始まった団体に地域ブランドの商標登録を認める制度の第1弾。
これまでに農協や漁協、生産者組合などが出願した地域団体商標は605件。従来は全国的な知名度がなければ登録はまず無理だったが、新制度では出願団体がそのブランドを地元や隣接都道府県に広めたことが確認できれば、登録が認められるようになった。
52件は1カ月以内に登録料を納めれば商標権が確定し、出願団体が商標を独占使用できる。ただ、出願前から使っていた業者は使い続けることができる。
問題は、地域内で出願を一本化できず、同様の商標を別々の団体が申請するケースがあること。愛知県では「八丁味噌(みそ)」と「愛知八丁味噌」が別途出願され審査中。今回認められた「京人形」も2団体から出願があり、どちらがブランドを広めたかを調べて一方に登録を認めた。
特許庁は出願から6、7カ月程度でいったん登録を認めるか結論を出すが、その後、補足資料を出せば認められるケースもあり、同庁は「最終的には出願の半分程度は登録されるのでは」と予想している。
《主な地域団体商標》
十勝川西長いも 北海道
たっこにんにく 青森県
江戸甘味噌 東京都
小田原かまぼこ 神奈川県
金沢仏壇 石川県
下呂温泉 岐阜県
間人(たいざ)ガニ 京都府
鴨川納涼床 京都府
紀州備長炭 和歌山県
福山琴 広島県
球磨焼酎 熊本県
関さば 大分県
石垣の塩 沖縄県
こうして「商標登録」されると、晴れて「独占使用」が可能となり、今まで以上に、「ご当地」の「名産品」として、広くアピールしていくことができますね。
すでに、食品などでは、「名産品」に便乗した、「ご当地企画」が増え続けています。たとえば、「夕張メロン味の・・・」とか「パイナップル味の・・・」、といったものですね。
- 【北海道限定】夕張メロンポッキー [北海道お土産探検隊]
- ¥1,050
- 小笠原商店
- 沖縄限定菓子 パイナップルハイチュウ【沖縄特産WEBSHOPやんばる堂】
- ¥150
- エム・エス・プランニング
わかりやすい「お土産」としても好評なようで、ついつい手にしてしまった人も多いのではないでしょうか。
「地域限定」ということで、ここでしか入手できないという点が、大きな魅力になっています。
ここまで、供給が需要を上回ってしまうと、なんらかの「特徴」がないと、なかなか触手がのびません。ですから、「限定」という「キーワード」は、購買欲をくすぐる効果が期待できるというわけです。
今回は、それらに「商標登録」という「お墨付き」が与えられたということですね。
一方で、京都の「八つ橋」や、福島の「喜多方ラーメン」などは、今回認められていないようで、これからの調整が必要なようです。悲喜こもごも・・・といったところでしょうか。
「地域ブランド」としてこれからの成長に期待がもたれます・・・。
PS.
認められた商標の中でも、正直、知らないものもある・・・。これからが大事だな・・・。