ヲタ夫の再チャレンジ!今度こそ握手をしてもらえるのか?! 後編 | ヲタ夫と子育て奮闘記  ~ アイドルオタクの夫を生暖かく見守る妻のブログ ~

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アイドル大好きなキモヲタ夫と結婚して既に5年。
2007年7月には二人の子供も生まれ、私は毎日子育てに奮闘。
夫はアイドルの追っかけとたまに子育てをしています。


ヲタ夫の再チャレンジ!今度こそ握手をしてもらえるのか?! 前編  の続きです


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さて、列も徐々に進み、この位置まで進んだヲタ夫。


手には握手券が2枚握られている。



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(ピンクの○がヲタ夫。)



もうすぐ、建物の中に入れる!!


建物の中にはえれぴょんが!!




いつも握手会直前は、


何を話そう、どんな振る舞いをしよう等と考えて、


あたふたしているところですが、今回は落ち着いているヲタ夫。




なぜなら、すでに話す内容は決まっているのだ。


そう。


前回、握手会だったにもかかわらず、握手をしてもらえなかった原因である



ヲタ夫と子育て奮闘記  ~ アイドルオタクの夫を生暖かく見守る妻のブログ ~-サインつきDVD

このDVDの宛名に「大好きなお兄ちゃんへ」と指定したことについて


謝るというシナリオがヲタ夫の頭の中で完成されており、


既に手荷物の中にもこのDVDを忍ばせているのである。




【ヲタ夫 脳内劇場】



ヲタ夫「この間はDVDのサインにこんな宛名を指定して、ごめんね。」


えれぴょん「いいのよ、お兄ちゃん。私こそ握手しなくてごめんね。」


ヲタ夫「いいんだよ、そんなこと。」


えれぴょん「私ね、お兄ちゃんの手を握るのが恥ずかしかっただけなの。」






(な・・・なんなの、このキモイ妄想会話! (((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル)




そんなこんなを考えながら


さて、そろそろ列も進むかな?と、ふと後ろを振り返ったヲタ夫に衝撃が走る!!


列の一番後ろに並んだヲタに見覚えがあったのだ。



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(ピンクの○がヲタ夫。水色の○が問題のヲタ。)



あ、あのヲタは・・・!!


そのヲタとは、ヲタ夫がえれぴょんに握手を拒否されたあの日、


指定された列に並ばずにフラフラとメンバーに近づき、


スタッフに引きずり戻されていたあの乱入ヲタだった!!



(DVD握手会記事の図 参照 →記事こちら


ヲタ夫と子育て奮闘記  ~ アイドルオタクの夫を生暖かく見守る妻のブログ ~-握手会見取り図 2

(この水色のフラフラとメンバーに近寄っていった乱入ヲタです)




(AKB48は最近徐々に人気が出ており、ファンが増えているものの

握手会などの濃いいイベントにおいては、やはり濃いい熱狂的なヲタが多く、

同じ顔ぶれだったりして、ヲタ同士が覚えている状況のようです。)



このヲタの顔を見た瞬間、


ヲタ夫の頭の中にえれぴょんに握手を拒否された


あのつらい出来事がよみがえります。



そうだった・・・浮かれた妄想会話とは間逆で


「あんたキモイわよ!ふん!」と、


再び握手を拒否される可能性もありえるのではないか・・・。




もし、1回目を拒否されてしまったら、2枚目の握手券はどうしたらいいのか・・・


いやいや、ここでくよくよ考えても仕方がない。


そうなってしまった場合ここは開き直って、あの乱入ヲタに2枚目の握手券を譲ろう。


君のおかげで忘れていた何かを思い出すことができたよ。


アデュー!乱入ヲタ君よ!


そう思いながら、建物内に入っていくヲタ夫であった。




建物内 見取り図
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(水色の○が主役のえれぴょん 赤が彼女のマネージャー、紫がSPらしき人物。)




握手会会場に入ってすぐにおかしい・・・という感覚におそわれるヲタ夫。


「え?ここで握手会してるの?」


ヲタ達のまわり従業員ロッカーらしきものが取り囲んでいます。


部屋の中も決してキレイとは言いがたい様子。


ここはどう考えても従業員用の部屋?


違和感を感じずにはいられません。




しかし、そうこうしているうちに徐々に列が進んでしまいます。


あわててえれぴょんの位置を確認しようと、顔を横にだすヲタ夫。


しかし、前のヲタもえれぴょんを見ようとして顔を横にだしています。


仕方なく、今度は背伸びをしてえれぴょんを見ようとしますが、


その前にいるヲタがぴょこぴょことジャンプをしていてどうにも前が見えません。


こ・・・この感じ!!


以前にも体験したことがあるぞ?!


デ・ジャヴ?!



いえいえ。


「以前」とは麻里子様の写真集発売記念握手会の時(記事こちら )と同様、




FUN! FUN! WE! WE! STEP !STEP!



ヲタ夫と子育て奮闘記  ~ アイドルオタクの夫を生暖かく見守る妻のブログ ~-ヲタたち

(飛んだりはねたりしながら必死に前を確認するヲタ達の様子を前から見たところ。)


と、ヲタザエルになっていたあの時のことでしょう。





さて、思いもかけずにヲタダンスでヲタ汁を流したヲタ夫。


気が付くと、先頭ダンサーになっていました!


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・・・ただ、順番が進み列の先頭に来ただけですが。




ヲタ夫 心の中「や・・・やばい!!とうとう次だ・・・!!」


ガクガクと震える手で、カバンからあのDVDを取り出します。



あのDVD↓
ヲタ夫と子育て奮闘記  ~ アイドルオタクの夫を生暖かく見守る妻のブログ ~-サインつきDVD

これも、すでに1ヶ月前の出来事。


ヲタ一人に与えられた10~15秒という時間では


口頭で説明し、誤るということが出来そうになかったため、


このDVDを見せて謝る作戦を立てたヲタ夫。


今回の握手会では、幸いにも手荷物検査所がなかったため、


このDVDを手に握手に望むことができそうだ。






そして、とうとうヲタ夫の順番に!!



ヲタ夫「あ・・・え・・・えっと・・・あの・・・こっこれなんですけど!!」



DVDをえれぴょんにむかってかざします。


(ラーの鏡か!)



すると、




「あーーーーー!!!


そのDVD!!!!」



会場の建物内に大きな声がこだましました。




ヲタ夫 心の中「えれぴょん!


このDVDを・・・


そしてオレのことを


覚えていてくれたんだね!!」




ヲタ夫が声の主の方へ、はっと顔を向けると、





そこには!!














えれぴょん













のマネージャーさんが・・・。






えれぴょん「?」




ヲタ夫「?」






一瞬時が止まり、


ヲタ夫を中心とした半径1メートルほどの空間に「?」マークが充満します。





このおかしな雰囲気を察知したのかSPがぴくりと動きました。


やばい!


そうこうしている間にも、オレの持ち時間が終わってしまう!


1秒だって無駄にしている場合じゃないのだ。


瞬時に頭の中を?マークからヲタマークマークへ切り替え


ヲタマークマークってどんなマークだよ!)



えれぴょんにDVDの説明を開始するヲタ夫。




ヲタ夫「あの、この、DVDは、

8月にAKB劇場であった握手会の時に

書いてもらったものなんですが、

そのときに、冗談でこんな宛名を指定してしまって

すみませんでした。」



えれぴょん「・・・・




ヲタ夫の必死の説明は聞いてくれたものの


まったく覚えていない様子のえれぴょん。



ヲタ夫「いや、あの、このDVDのサインの宛名なんですけど・・・」



もう一度説明しようとしたところで、時間一杯。


終了です。


最後にえれぴょんはヲタ夫が謝っていることだけはわかったらしく



えれぴょん「気にしないでくださいね。」



と、一言。








その言葉を背に出口から外へ出るヲタ夫。



やったぜ!


オレの・・・オレの思いは通じた!通じたんだ!!


(え・・・?これ、通じてるのか?通じてないだろ。)




100%の達成感で胸が一杯だ!


(いやいや、30%も伝わってないだろ。)



浮き足立った気持ちのまま、また握手会列の最後尾に並ぶヲタ夫。


2度目は冷静に


ヲタ夫「これからも応援してます。頑張ってください。」


といった感じのことを言って握手。





大満足で家路に着いたヲタ夫なのであった。




゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚



自宅にて、その様子を聞いた私。



私「え?なんでマネージャーさんは、『あーーー!』って叫んだの?」



ヲタ夫「あーそういえば、なんでだろうね。

わかんないなぁ。

『あーーー!そんなの持ってきているヲタがいるよ!』

の『あーーー!』だったのかな。」




終わってしまった今や、真相は藪の中だ。



ヲタ夫「そんなことよりも、気になったのは握手会会場だよ。

どう考えても従業員用の部屋っぽいんだよね。

あんな場所を会場にすることないと思うんだ。」



私「まぁ、そうはいっても・・・ねぇ・・・。」



主催したのは新宿の一等地に店舗を構える紀伊国屋書店。


ヲタTを着ているヲタ達が、店舗周りをうろうろと徘徊されては


店のイメージが下がると言うものだ・・・。


店舗から少し離れた従業員控え室にされても仕方がないであろう。




私「でも、ヲタといえど、写真集を買ってくれているお客様を


そういう部屋で対応するってのは、ちょっと微妙かもね。」




ヲタ夫「いやいや、そうじゃないんだよ!


ヲタ達はどこに押し込められようといいんだよ。


えれぴょんがいれば、そこは天国だから!」



私「・・・・そうなんだ。」


もう、どのように相槌を打ったらいいのかもわからない。




ヲタ夫「でも、えれぴょんは天使なんだよ?


天使をそんな場所でサインさせるっていうことがどうかと思うんだよ!!」




・・・・・・・。


相変わらず重症だ。








ヲタ夫「紀伊国屋書店に苦情の電話でもしてやろうかな。


天使を従業員の部屋に通すとは何事か!!って。」













やめとけ。


天使、天使って、


新手の宗教かと思われるのが落ちだ・・・。











あーやっと終わった。疲れた。

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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



あまりに長くなってしまったので、



ヲタTの真相は後日に。