ピンクの（ ）内は後から話を聞いたのりこのつっこみです。
イベント終了後、会場の外へ出たヲタ夫。
これから、DVDを頂くためにりんくるさんとお会いしなければなりません。
何度も書いていますが、ヲタ夫はかなりの初対面恐怖症。
しかもネット上で知り合った方と会うなんて人生で初めてのことです。
恐怖でなかなか足が進みません。
しかし固まっているわけにもいかず、重たい足を引きずり
待ち合わせ場所である建物の入り口へと向かいます。
待ち合わせ場所につくと、目印の青い服を着たりんくるさんらしき人を見つけたヲタ夫。
ヲタ夫 心の中「あ・・・あの人かな。」
しかし、やはり気弱ヲタ。
自分から声をかけるなんて出来ません。
とりあえず、教えてもらった番号に電話をしてみます。
すると、りんくるさんらしき人の方から近寄ってきて声をかけられました。
りんくるさん「あの・・・もしかして？私はりんくるです。」
ヲタ夫「あ・・・始めまして。ヲタ夫です。」
お互いに・・・いや、ヲタがいに挨拶をし、めでたくご対面です。
（あぁ・・・書いている私としてはなんとまどろっこしい！
読んでいる方はもっとまどろっこしいことでしょう。）
ヲタ夫の印象ではりんくるさんは背が高く、とってもできる雰囲気の人とのこと。
（ちなみにりんくるさんもヲタ夫と会った感想を書かれています。興味のある方はこちら から
りんくるさんは既にめーたんのＣＤを17枚購入しているとか・・・！！さすが？できるマジヲタです。）
目当てのDVDを頂き、しばしご歓談。
ヲタ同士の会話といえば・・・もちろんAKBの話です。
チームＡでは誰がいい、チームＫでは誰推しだ、など・・・
ヲタ夫曰く「ボーイズ トーク」・・・らしいです。
（ガールズトークに掛けてます。BOYって年でもなかろうが。）
りんくるさん「今回のハグ会はいかがでした？」
ヲタ夫「うーん。残念なことにステージが全然見えなかったんですよね。」
りんくるさんの頭が邪魔で・・・なんて言えるはずもないヲタ夫。
やはり初対面同士。
それほど会話が弾むはずもありません。
ヲタ夫 心の中「めーたん推しの方と会ってるんだから、
めーたんの話をしなければ。」
しゃべっている会話とは別に、頭の中はフル回転です。
ヲタ夫 心の中「めーたん・・・めーたん・・・・・・・
やばい、思いつかない・・・麻里子様とえれぴょんだったら思いつくのに！！！
めーたんといえばあの曲のＰＶにゴールド水着で出てたな・・・
一緒に出ていた麻里子様がかわいかっんだよな。
はっいかん、いかん。
うっかり麻里子様の話をするところだった！
めーたん・・・めーたん・・・
めーたんといえばＫ公演に出てたな・・・
一緒に出てたえれぴょんがかわいかったんだよな。
はっいかん、いかん。
うっかりえれぴょんの話をするところだった！」
東京大学物語の主人公のごとく頭の中では多くの情報が飛び交っているも
口をついて出る言葉はほとんどなく・・・
（これがヲタ夫が友達ができない大きな原因なんですが。）
そうこうしているとりんくるさんの方から
りんくるさん「ヲタ夫さん、そろそろ２時ですよ。
これからアレ・・・行くんですよね？」
ヲタ夫「あ、はい。行きます。」
りんくるさん「私は2回目のハグ会に行くので行けませんが、
頑張ってくださいね。」
そうなんです。
実はこれから、重大なイベントが！！
その名も、「ＡＫＢ４８メンバーを探せ！！ in秋葉原」。
この日、14：00-15：00の1時間、
秋葉原の町にあるお店でAKB48のメンバーが働いているというイベント。
どのお店に誰がいるという情報はなく、ヲタ達は自分の足で探すしかありません。
メンバーがお店の店員をしているということは、
いつも遠くのステージでしか見れなかったあの娘もこの娘も至近距離で見れるチャンス！
しかも、お店で500円のお買い物をすると、AKB特別公演の席が抽選で当たるというおまけ付です。
りんくるさんと別れ、秋葉原の町を小走りで移動するヲタ夫。
（ちなみに、これから黄緑色の字で書いてある言葉はAKBのメンバー名です。
AKBをよく知らない一般の方は、あまり深く考えずにそういう名前の子がいるのね、
と言う感じで適当に読んでください。
実際、書いている私も全然わかっていません。）
早速、ケバブ屋でなちのんを発見。
昼食をまだ食べていないヲタ夫。
購入を考えますが、既に大量のヲタが長蛇の列を作っています。
コレに並んでしまったら１時間経ってしまう！
諦めて次のお店へダッシュ。
今度はドンキーホーテで梅ちゃんと奥様発見。
ここでも大量のヲタがレジ周りを囲んでいます。
一時の時間も惜しいヲタ夫。
流れるヲタ汁をぬぐうこともせず、次の店へ。
（いや、そこはぬぐえ！ぬぐってくれ！）
通りかかった薬局でなっつみぃとゆかちゃんを発見。
店の壁がガラスのため、店員の２人を見るために
店外から水槽に張り付くタニシのごとく、たくさんのヲタが張り付いています。
（内側から見たら、恐らくすごい景観でしょうね・・・。怖いわ！！）
ここも諦めてまた猛ダッシュのヲタ夫。
気がついてみると、秋葉原の町全体に
たくさんのヲタがヲタ汁流しながら必死に走り回っています。
なんだろう・・・この秋葉原 オタク大運動会は・・・。
普段、運動の類が大嫌いなヲタ夫ですが、楽しくて仕方がありません。
長距離を走って辛いはずなのに、自然と笑みがこぼれてきます。
（自然と笑みって・・・考えただけでも((；ﾟДﾟ)ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ）
今度はソフマップです。
しかしメンバーがどこにいるかわかりません。
焦るヲタ夫。
エスカレーターを最上階７階まで駆け上がり
（危ないので良い子はマネしないでね。）
１階づつ降りながらメンバーを捜し歩くもなかなか見つかりません。
他にもドタドタと走り回っている数名のヲタが！
ヲタＡ「どこだよ、いねぇよ！」
ヲタＫ「そっちいたか？」
ヲタＢ「いや、こっちじゃないみたいだ！」
まるで刑事ドラマの１シーンのようです。
結局ソフマップ全階を走り回るもメンバーは発見できず。
まさかのタイムロスに焦るヲタ夫。
ここは一端諦め、次の目的地へ向かいます。
LAOXでゆかりんとらぶたんを発見。
どうやら二人はAKBの新曲CDを売っているようです。
買いたい！
でも既に予約購入しているし、同じCDを二枚購入することは
のりこに堅く禁じられているので涙を飲んでスルー。
さらに走ること３分。
オノデンに到着。
そこではヲタ夫が大好きなもっちー、サヤカ、シンディが！
やばい！何か買いたい！！
でもココは電気屋。
特に欲しいものがない。
とりあえずのりこに電話。
ヲタ夫「もしもし？今オノデンいるんだけど、
何か欲しいもの買ってあげるよ！
何が欲しい？」
いぶかしがるのりこ。
のりこ「欲しいもの？
プリンターの用紙もインクも最近まとめ買いしちゃったし、
特に欲しいものなんてないけど・・・。
ところでなんでオノデンで買うの？
ポイントカードがあるから、いつもビックカメラで買ってるじゃないの。」
ヲタ夫「いや、今、もっちーとサヤカとシンディーが・・・。
って、時間がないんだっ！
何か・・・何か欲しいものはないのか？」
ハリウッド映画のヒーローが、何か大きな事件に巻き込まれているのかと
つっこみたくなるほど必死な口調です。
のりこ「うーん。あ、そういえば実家のパソコンのマウスが
壊れてたから欲しいかも。」
ヲタ夫「よし、わかった！！」
電話を切るや否や、パソコンアクセサリコーナーへ走るヲタ夫。
売り場に到着してみるも、マウスの種類が少なく
一番安いものでも4,000円もします。
これはちょっと高いか・・・？
大きさ・デザインの問題もあるため、もう一度のりこへ電話。
ヲタ夫「一番安いマウスが4,000円なんだけど・・・。」
のりこ「は？4,000円？高いよ！そんなマウスいらない！
ツーツーツー・・・・・」
電話を切られてしまった。
仕方がない。
他に必要なものを探そう。
次の瞬間、焦るヲタ夫の目にある商品が飛び込んできました。
「小倉優子メモリーズ 優子からあなたへ」
ゆうこりんモデルのＳＤカードです。
（AKBに負けず劣らず、ゆうこりん商法もすごいな・・・。）
やばい！超欲しい！
でも今日ばかりはこれをレジに持っていくことはできない・・・。
AKBメンバーにオレのゆうこりん好きが知られてしまう！
（いや、別に向こうはそんなに気にもとめないとおもうけど？）
ここは涙を飲んであきらめます。
とりあえず、家にたくさん在庫があるものの
いつかは使うであろうダビングするためのDVDを購入することに。
いつも購入するものよりも割高ではあるが、背に腹は変えられない！
早速商品をAKBメンバーのいるレジへ持っていこうとすると
逆側から声をかけられます。
オノデンの店員「お客様。こちらのレジでもお会計できますよ？」
そっちのレジで、あなたから購入したんじゃ意味がないんじゃー！！！
ヲタ夫「あっちのレジで買いたいんですっっ！！」
無意味に大きな声で断り、メンバーのいるレジへ並ぶヲタ夫。
しかし、やはりここもヲタが押し寄せています。
ヲタ達の手には、500円のラインをクリアするための小物商品が握られています。
ふと見るとレジ横には500円の買い物を誘導するために
500円のぬいぐるみや250円のレトルトカレーが山積みに！
（レトルトカレー高すぎる！スーパーの特売なら120円ぐらいですよ？）
そんな中、レジを打つシンディが並んでいるヲタ達に呼びかけます。
シンディ「パソコン買う人いませんかー？
パソコン買ってくださーい。(^O^)」
なんという鬼の呼びかけですか？（;´Д｀）
いつもメンバーの呼びかけに対して威勢のいいヲタ達も、
この呼びかけにはすっかりびびっています。
ヲタ夫も4,000円のマウスを買えないんですから
○○万円もするパソコンなんて買えるわけありません。
なかなか進まない列にイライラするも、
レジを打つメンバーをガン見するヲタ夫。
早く列進まないかなぁー、でもこのままずっと列に並んで3人を見ていたい気もするし・・・
複雑な心境でいると、とうとうヲタ夫の順番に。
商品をシンディに渡すヲタ夫。
シンディ「いらっしゃいませ。1300円になります。」
ヲタ夫「・・・・・・・・・・・。」
黙って5000円を渡すヲタ夫。
シンディ「5000円お預かりいたします。」
ヲタ夫「・・・・・・・・・・・・・。」
シンディ「3700円のお返しです。」
ヲタ夫「・・・・・・・・・・・・・。」
黙っておつりを受け取るヲタ夫。
いたって普通の店員と客のやり取り、終了ー！
「いつも応援してます。」「頑張ってください」ぐらいの言葉をかけてもいいだろうに
あいかわらず、駄目気弱ヲタです。
自分のふがいなさに多少落ち込むものの、次の店へ向かうヲタ夫。
UDXではーちゃんとみかちぃを発見。
しかし終了時間が刻々と近づいているため、ここは諦めて次の店へ走ります。
最後は先程誰も見つけられなかったソフマップにもう一度戻ります。
絶対誰かいるはずだ！そう思って店内を探し回るも誰も発見できず。
時計を見ると15：00。
タイムアップです。
少し残念な気持ちと久しぶりに走り回った疲労感・充実感を感じながら店を出るヲタ夫。
すると、イベントが終了したために店から出てきたまゆゆ、ともーみ、さえ、ゆきりんを発見！
やばい！これは後をついていくか？
そう思ってよく見てみると、4人の後ろには既に大量のヲタがくっついています。
なんだろう、この変な大名行列は・・・。
しかも、その行列から少し離れたところでもヲタ達がバタバタしています。
ヲタＡ「そっちに大量のヲタが行ったぞ？」
ヲタＫ「どうやら、ソフマップからまゆゆ、ともーみが出たらしいぞ。」
ヲタＢ「まじで？よし、ヲタを追え！」
メンバーをヲタが追い、
そのヲタをヲタが追い、
さらにそのヲタをヲタが追う。
なんですか？このヲタの追っかけ連鎖は・・・？
急にわが身を振り返り、少し恥ずかしくなったヲタ夫。
その日は大人しく家路についたのであった・・・。
人のヲタ見て我が振りなおせ・・・。
↓ ↓ ↓
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1時間にあった出来事を、疾走感が出るように書いてみたつもりです。
楽しんでいただけましたでしょうか？
こぼれ話をあとがきに書こうと思ったんですが、
いいかげん記事が長すぎるので、またの機会に。
ちょっと、ここのところ、長文記事を書きすぎて
いい加減、読んでいらっしゃる方もうんざりだと思いますが、
自分でもうんざりしてきたので、
しばらく短い記事をちょこちょこ書くに留めたいと思います。
意外とご要望が多いオバーマさん作品なんかも。