最近、ＡＫＢ劇場に足を運ぶようなり、
（ヲタ夫ＡＫＢ劇場へいく ヲタ夫 2回目のＡＫＢ劇場 参照）
ＡＫＢのすべての曲をマスターしたいと
思うようになってきたヲタ夫。
しかし、我が家で許されたヲタ経費は月に1万円。
（際限なく使いそうなので、先日上限を決めました。）
今月はすでに2回、AKB劇場へ足を運んでいるため
3000円（公演費）×２回 ＋ 1000円（秋葉原への交通費） ＝7000円
今月は、残り3000円しか使えません。
ヲタ夫自身は、すべてのＣＤを購入したいようですが、
今回は涙を飲んでレンタルすることに。
目的を達成すべく、隣町にあるツタヤに行ってきました。
本来なら、ヲタ夫一人でツタヤに行けばいいんですが、
会員カードを私しかもっていないという理由で、
私も同伴・・・。
ツタヤにつくなり、あらかじめ下調べをしていたヲタ夫は
真っ直ぐにＡＫＢのＣＤがおいてある棚に向かいます。
普段はガリガリひょろひょろして、
自分の着る洋服一つも決められないほど、
頼りない男なのに、
ヲタ活動においては、
背中から自信がにじみ出ています。
お目当ての棚についたヲタ夫、
迷うことなく７枚のＣＤをチョイス。
そのＣＤをみた私。
私「ちょっとちょっと、このチームＡとチームＫのアルバム。
入ってる曲がほとんど同じじゃん。
どっちかだけでもいいでしょ？」
（注：AKB48は、チームA、チームK、チームＢで構成されているアイドルグループです。
宝塚の花組、月組みたいな感じ？）
ヲタ夫「ダメ。両方借りないとダメ。
曲が同じでも歌ってるメンバーが違うんだから。」
私「えー。そんなのどうでもいいじゃん・・・。」
ヲタ夫「どうでもよくないから！！
麻里子様、こじはる、まいまい、高みな、ともちん、あっちゃん、
えれぴょん、コリス、みんな声が違いますから！」
（注：ずらずら書いた名前はすべてヲタ夫が好きなAKBのメンバーの愛称です。）
私「わかったよ・・・・。
でも、このＣＤは持ってるじゃん！
なんで借りるのよ？！」
ヲタ夫「このＣＤは通常版。
俺が持っているのは初回版。
微妙に違うんだよ。」
私「は？はいっている曲は同じでしょ？」
ヲタ夫「入っている曲は同じなんだけど、
通常版の方は『会いたかった２０連発』が入ってるの。
だから、このＣＤも借りたいの。」
私「『会いたかった２０連発』？！
もしかしてそれってＡＫＢのメンバーが
『会いたかった』って２０回言うとかじゃないでしょうね？」
ヲタ夫「そうだよ。よくわかったね。
そのとおりです。」
私「はぁー？そんなもののために３９０円も払うの？」
こっちは、スーパーで毎日少しでも安い食材を
探したりして節約しているというのに・・・！！
ヲタ夫「ダメ？借りちゃダメなの・・・？」
涙目で訴えてくるヲタ夫。
少々しらけ気味の私。
私「・・・ふーん、そのたった１曲の価値が３９０円よりも
高いと思うのなら借りればいいんじゃない？」
ここまで言えば諦めるだろう。
そう思って少し意地悪な言い方をしてみた。
しかし・・・・
ヲタ夫「・・・・・・・。」
黙ってレジに向かっているし！！
私「ちょっとちょっと、人の話聞いてる？」
ヲタ夫「聞いてるよ。
３９０円より価値があるからレンタルすることにしたよ。」
私「はぁーーーー？。
『会いたかった』の言葉ぐらい、
私が２０回でも５０回でも言ってあげるから
レンタルするの諦めなよ。」
ヲタ夫「・・・・・・・・・
すいません。」
申し訳なさそうに謝るヲタ夫。
ソフトに拒否かよ？！
仕方ないので、７枚すべてレンタルすることに。
レジの店員さんが、あまり内容を
見ないようにしてくれているのがなんとも痛々しい。
きっと心の中では『この会員、どんだけＡＫＢヲタだよ』と
思っているに違いない・・・涙涙。
ヲタ夫「わーい。ありがとう！！」
無事レンタルすることができ、ほくほく顔のヲタ夫。
私「こんなに大量に・・・。
・・・これって、『大人買い』ならぬ『大人借り』っていうのかしら。
むしろ、アイドルのＣＤだし、『ヲタ借り』？」
ヲタ夫「本当のヲタはレンタルなんてせず、
購入するから、『ヲタ借り』なんて言葉は間違ってるね！」
いや、そんな自信満々に否定しなくても・・・。
その足で、今度はＤＶＤレンタルコーナーへ。
もしかして、まだ見ていないＡＫＢのＤＶＤがあるかもしれない！
そう思い、目を皿のようにしてＡＫＢのDVDを探すヲタ夫。
ヲタ夫「あっ！あった！あったよ！！」
そういって手に取ったＣＤはコレ。
そのＤＶＤケースには
「ＡＫＢ４８」ではなく「Ａ－４」と書いてある。
おそらくＡの棚の４段目、
という場所を示すためのインデックスのようだ。
ヲタ夫の頭の中はＡＫＢでいっぱいのため
「Ａ－４」の文字まで「ＡＫＢ４８」に見えてしまったようです。
脳みそまでＡＫＢでやられてます・・・。
レジに持っていかなかったのがせめてもの救いです。
帰り際もテンション上がり気味のヲタ夫。
ヲタ夫「これで通勤時間に聞く曲がぐっと増えるよ。
通勤時間が待ち遠しくなるなぁ。
今まで急行に乗っていたけど、
ＡＫＢ聞く時間を増やすために
各停で通勤しようかなぁ。」
もう、好きにしてください。