日本列島の人間牧場化を促すマスコミ(3) 高橋清隆 | ワールドフォーラム・レポート

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外圧の影と人類家畜化 

 経済事情からしても根拠がなく、生理的にも抵抗のある政策の導入するのはなぜだろう。当然、背後には外圧の影がある。米国の各対日要望文書には、移民に関する記述が見られる。

 在日米国商工会議所(ACCJ)の
『ビジネス白書 共生相利』 2006年刊、原題は“Business White Paper: "Working Together, Winning Together")には、「人的資源」の章に「移民」の節を設け、在日外国人の永住権取得条件の緩和や在日外国人に対する再出入国許可システムの廃止などを求めている。理由に「世界中の豊富な人的資源の活用は日本にとって有益であり、これによって出生率の低下や急速に進行する高齢化社会の影響への対処も可能になると考える」とうたう。自民党の提言とうり二つである。


 インドネシアからの看護師・介護福祉士の受け入れは、昨年締結した経済連携協定(EPA)に基づく。2年間に1000人を予定しているが、フィリピンとも1000人の看護師を受け入れる方針を決めている。このほかシンガポールとタイ、ベトナムなどとも労働力の導入を協議中である(これも韓国の『中央日報』ネット版で知った)。EPAの促進は、米国からの要求を超えている。政府資料には、どこから催促されているのかの文言が、一切見当たらない。恐らく、国連周辺からに違いない。


 英国の情報機関MI6の高級将校だったジョン・コールマン博士は、新世界秩序(New World Order)の実現を目指す動きを告発した。国際金融資本のトップで構成される「三百人委員会」と呼ばれる闇の支配勢力が、すべての宗教と国家を廃止し、選抜され雑種化した家畜人間(ゴイム)の上に君臨するという計画である。世界統一政府は国連が中心となり、通貨ユーロが使われるとされる。「新世界秩序(New World Order)」の言葉はブッシュ元大統領も各種議会で明言したし、わが国の民主党代表小沢一郎氏も使ってきた。


 EPAの出所を考えるとき、関税縮小の地ならしをしたWTOが国連機関なのは興味深い。また、EPAは取り扱うすべての商品を世界基準で統一コード化する「HSコード」を割り振ることを定めている。

 国単位の大量混血化は決して杞憂(きゆう)ではない。過去、豪州でアボリジニが強制的に同化させられたし、メキシコ、ブラジルなどは完全に雑種化した。メディアが世界中を網羅した今、大量殺りく兵器を動員しての人種侵略は難しいのか、メディアを使った精神操作で「合法的に」混血化を敢行しようとしているのではないか。民放CMが半世紀近くも外人を登場させ、全マスコミがバブル崩壊後に「国際化」を連呼し、今は混血と帰化人を礼賛している。



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