本業の電器店の仕事でいろんなお客様のお宅を訪問する中で
気がついたことがあります。

「モノが捨てられない」とお悩みの方って
とても”やさしい”人が多いってこと。

自分にはもう必要ないかな?と頭では理解できていても
手放すとなると急にモノが「人」みたいに思えてきて
処分したりするのが”かわいそう”に思えてくる。

あと、
”だれかのお役に立ちたい”と思ってる人も多い。

私がこれを持っておけば、いざというときに
”だれかのお役に立てるかも”。

私がこれを持っておけば、いざというときに
”だれかを守ってくれるかも”。

”だれか”は自分であったり家族であったり友人であったり
さまざまですが、
とにかく”やさしさ”故の行動なんだな~と感じます。

かといって、
じゃあモノを簡単に手放せる人が”やさしくない”ってわけではないです。

モノを簡単に手放せる人は
自分が管理できる範囲がわかっているし
自分の行動がわかっているし
自分の癖も習慣もちゃんとわかっている。

。。。んじゃないかな~と思います。


私も以前はモノが手放せなくて
いつかだれかの役に立つかも?と思いながら
部屋の中にいーっぱいモノが溢れて辛い思いをしていました。

「だれかの役に立つ以前に、自分をモノから解放してあげよう」

そう思って、自分が管理できる範囲までモノを手放すことにしました。

モノが溢れて困っている方は
まずは1日3つ手放すことを習慣にしてみたらいかがでしょうか。

※昨日、冷蔵庫納品したお宅の奥様には
「1日10個、モノ減らしましょう!」とスパルタなことオススメしてきました。