5月10日(火)

Quality of Life in Colorado/>


ペペさんに手配してもらったPeruvian Airでリマからクスコへ飛んだ。1時間15分のフライト中、隣のシアトルから来たツアー客のおばちゃん達とずっとおしゃべり。英語が話せるのが妙に嬉しかったし、何より楽だ。

クスコ到着後はしつこい客引きを体験。事前リサーチよりも安かったのでその業者のパッケージで手を打とうかと思ったが、念のためPerurailとiPeruで値段を確認してみる。その間ずっと客引きのおばちゃんは私のそばからぴったり離れない・・・あまりのシツコサに見かねた自称エアポートオフィシャルタクシー会社のドライバーが流暢な英語で助け舟を出してくれた。

iperuのお姉さんがすご~く親切で、私がクスコの宿に考えていたHostal Samanapataに電話してくれ60ソルで空いている事を確認してくれた。その助け船を出してくれたタクシーのお兄さんもホスタルまで10ソルでいいと言うので、20ソルと言っていたおばちゃんを振り切って送迎をお願いする事にした。が、車の近くまで行くと「やっぱり20ソルだ」と言ってきた。

「うわ!こいつもか?!でも、これこそペルー体験だわ。」と心で思いつつも、顔は冷静に「話が違う。それならいい。」と空港内に戻った。そしたらすかさず偉いヤツが出てきて、案の定「特別に10ソルでいい」と言ってきた。無事ドライバーにホスタル近くの教会まで送ってもらったが、コインで7ソルしか持っていなかったので50ソル札を出すとお釣りがなかったらしく7ソルでいいと言う。ホントにいいのか、それで?結果オーライ。

ここからが大変だった。教会からすぐと言われ歩き始めたが、全然見つからない。迷いまくって右往左往している私を見かねたセキュリティーのお兄ちゃんがホスタルまで連れて行ってくれた。標高が高い上に坂道なので少し歩くだけで疲れる・・・。

ホスタルに到着すると1泊70ソルと言われたので、「電話で60ソルっていったじゃん。」と言うと「じゃ60ソルでいい」と言う。付けていた帳簿の全予約に60ソルと書いてあるから間違いないと思うが、ここって日本人贔屓のお勧め宿じゃないの?後でわかったが日本人バックパッカーがお勧めしていたのは、どうももう一軒ある宿(Samanapati 2)の方で1部屋30ソルらしい。部屋に荷物を置いた後、Samanapata2の方に見学に行くと残念ながら満室だったので、マチュピチュから戻る木曜日の予約を入れておいた。入り口にトラベルエージェントが居て、午後2時から始まる英語ガイドとバスの送迎付きCity Tourがたったの15ソルだと言うので参加する事にした。

Quality of Life in Colorado


2時過ぎにサンチアゴという英語を話す男の子が私を迎えに来てくれ、おしゃべりをしながら歩いて1箇所目のQorikancha遺跡に向かった。私以外全員スペイン語というグループに混じって、Saqsaywaman、Tambomachay、Pukapukaraの遺跡を巡って7時半くらいに戻ってきた。

遺跡はたくさんあって個人でも行けるが、たった15ソル(7ドル弱)でバスとガイドが手配できるツアーが絶対お勧め。一番印象的だったのは、セクシーウーマンと聞こえるSaqsaywamanの遺跡。この日のメモリーカードが見つかったら写真もアップします・・・。



夜はPlaza del Armasの裏路地にあるファミリー経営のレストランに入って、ペルーを代表する料理Lomo Sartadosを食べたのだが、これが絶品!たまねぎ、トマト、牛肉を炒めた料理で日本人の口に合う醤油ベースの味付けなのだ。副菜でほとんどの料理にフレンチフライが付いてくるのだが、量が半端ない。芋が太くて新鮮な味がして、かなり美味しいので毎回完食してしまう。

この夜は、ここ数週間昼夜続いた送別会や食事会、引越し準備、旅行の疲れなどがどっと出て、ホスタルに着くとかなりの疲労感に襲われた。翌日早朝からツアーに参加してマチュピチュ方面に進もうと思ったが、世界遺産クスコを素通りするのはあまりにも持ったいないし、標高になれるためにももう一日クスコに一泊する事にした。