1月23日(水) 18時半~21時 愛媛大学法文学部にて、

「ジョカツ(女性活躍)オープン講座inえひめ」の第4回目が開催されました!



少子高齢化が進み労働力が減少する中、

企業における「人
材の能力活用」はますます重要になっています。
その能力の活用の1つの切り口である、“ジョカツ(女性
活躍推進)”。



地元企業の事例紹介 と 参加者で対話セッション

企業・行政・学生で、垣根なく考える講座です。


<コメンテーター>


岩丸裕建さん  (社団法人愛媛県法人会連合会))※当日欠席

桐木陽子さん  (東雲短期大学)

近藤智佳さん  (にいはま女性ネットワーク)※当日欠席

長尾由紀子さん (聖カタリナ大学) )※当日欠席

松井名津さん  (松山大学) 

宮崎幹朗さん  (愛媛大学)

横山ぬいさん  (株式会社エス・ピー・シー)


参加者は、定員30名のところ、40名の参加がありました!


今回の事例会社は、

松山市の株式会社パルソフトウェアサービス さん。



ワークとライフをコラボしよう。


代表取締役社長  高市眞一氏


決して女性に特化しているわけではない、人材育成事例でした。
ただ、時代の変化に合わせて会社が変化していく。


変化することができる社員を育成する。(それが良い社員だとおっしゃっていました)


激務・残業が常識であるIT業界。


そのなかで、
仕事では、業務を効率化する。
働きがいを、
夢を持って働ける環境にする。
そのために工夫していることが、結果、
男性女性問わず働きやすい職場になっているようでした。

ただ「忙しい忙しい」と1日が終わった後、
結局何をやっていたのか、何に時間がかかったのか分からない状況では

残業を減らそうと思っても、欠員の補充をしようと思っても、「ムリ!」になってしまう。

そこで、パルさんでは、

それぞれの作業にかかった時間を計測して、1年間かけてデータ化しました。

この能力が足りない(から時間がかかっている)、この作業は無駄が多い。
そんな現状がわかったからこそ、いろんなことに取り組めるようになり、次のステップに進めるとのこと。


育児休業を2度取った女性社員、介護休業を取った社員もいらっしゃるのですが

人の欠員がネガティブにならない、リスクにならない取組が

会社の利益にも貢献している事例だと感じました。


「忙しい忙しい」と毎日残業、休日出勤、をちょっと得意にしている?傾向が日本人にはありますが、
本当に忙しいの?ムダはないの?と考えてみること、大切ですね。

(実は耳が痛いのですが・・・笑)

その点、女性は効率化に長けている人が多いと思います。(一部事例紹介)


<ディスカッションの時間>


今回は、グループではなく、

コメンテーターさんを中心にした、全体ディスカッションで時間を進めました。
ワークとライフをコラボしよう。


進行は、松山東雲短期大学の桐木陽子先生。


テーマは「業務の効率化」。


ワークとライフをコラボしよう。


ここでも高市社長のキラリと光るご意見が。


「なぜIT、コンピューターを使うか? それは、face to faceの時間を増やすためです」


というお話。

ITで仕事時間をギュッと圧縮して生み出された時間で、

アナログなコミュニケーションを取る。

これが、風土づくりに貢献しているのだと感じました。


また、

他社事例も。
ワークとライフをコラボしよう。


☆コメンテーターのおひとり、横山さんの会社、

株式会社エス・ピー・シー さんの時間管理の事例

(1日のタイムスケジュールの中に、防衛の30分、創造の30分、という

自分に向き合う時間、を持つことを周知している)


ワークとライフをコラボしよう。

☆リコージャパン株式会社四国支社の 服部真子さん(営業職)

女性活躍推進プロジェクトの事例

(女性をもっと活躍させよう。そのために、現在何が不満か?をアンケート集計すると

「電話を取る業務が女性に偏っている、そのため仕事に支障が出ている」ということ。

そもそも、その電話応対業務に問題はないのか?を検証し、

不要な流れや応対をなくすことに成功、1日200本あった電話業務をゼロにした。)



こういった、企業での小さな?工夫が、

人のモチベーションを上げ、能力を活かす仕組みになる。

結果、収益にも反映する。


こういった小さな取り組みを、企業はもちろん、一人ひとりが心がけることが必要。


ワークとライフをコラボしよう。


パルソフトウェアサービスさんの未来のリーダーさんにも

現状をお聞きしました。

常に、目の前に起こっていることに対して「考える」時間を持たされているようです。

それが、主体的に働くということにつながっていると感じました


ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。


次回は、2月20日(水)!