大津の漁師さんのご依頼です。

実際に使われていた英国の船の舵。

見てくれをよくしてくれと言われ

まずはダボの出っ張りを鑿で削りサンドペーパーでならしてから

艶出しは船のマストに塗られていたという桐油と行きたいところですが

手持ちの亜麻仁油をすりすり。

乾いては研磨してもう一回すりすり。

すっかり焼け色の木部ですがおそらくチーク材だと思われます。

いいですね。 経年変化の味わい。

長い間、人の手で使いこなされた温かみの跡。