こちらが御殿の入口です。
ここから右奥へお殿様がたのお部屋で、左側は台所や使用人のお部屋が続いています。
この少し前に行った千葉の旧 堀田邸で、明治時代、反明治政府の内乱が鎮圧された後、
元 藩主たちが元の藩へ戻った時に建てられた建物で現存するのは3つ
・ 戸定邸
・ 島津別邸
・ 旧 堀田邸
だけだと伺っていたのですが、この島津邸については、はっきりした建築年は見つけられず、
代々使われていた別邸を、明治時代に改築して住まいとしたものなのかな・・・という感じです。
詳しくご存知の方がいらしたら、是非、ご教授くださいませ。
まずは、外側を。
これらのお部屋は、全部、桜島の方を向いています。
なんだか、金色の襖?が見えてます。
もう少し先まで進むと、庭園にも池がありました。
広いお屋敷~!
徳川へ嫁いだ篤姫も、嫁ぐまでここに滞在していた時期があるそうです。
お庭の一角にあるのは、望嶽楼。
お庭を造った19代光久へ琉球国王から献上された東屋なのだとか。
斉彬と勝海舟が会談を行った場所でもあるそうです。
では、建物の中へ。
玄関を入って直ぐのお部屋です。
こちらは、30代の忠重が12歳まですごしたお部屋なのだそうです。
玄関入って直ぐに後継ぎさんのお部屋があったんでしょうか。
最初は違う使い方をしていたのかもしれませんが、その辺の詳しい資料は仙嶽園にも
置かれていませんでした。(・・・あったら買ったのに~。)
とはいえ、欄間は、中々凝った装飾が施されていました。
かわいい。
こちらのお部屋は入れなかったので、望遠レンズで。
文机などのお道具には、薩摩の家紋があしらわれてました。
続きます。