古い建物訪ねてお散歩フォトへ

古い建物を訪ねておさんぽしながら、カメラを楽しんでいます。カフェやレストラン、イベント、名所、観光地などもご紹介しています。

NEW !
テーマ:

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

学生を戦地へ送るには 田辺元「悪魔の京大講義」を読む [ 佐藤 優 ]
価格:1728円(税込、送料無料) (2017/8/20時点)

 

題名だけ見たら、うっかり勘違いしてしまいそうな本ですが、

「学生を戦地へ送るには」と考えた、哲学教授 田辺元によって、

戦前、京都大学で開かれた講義を書き起こした「歴史的現實」のロジックを、

佐藤氏が2015年箱根で2泊3日の合宿をして検証していった本です。

 

不勉強な私は、先の大戦で、高学歴の学生達が、この田辺元の講義をまとめた

「歴史的現實」に心を揺さぶられ、自ら戦地へゆき、人によっては、この本を胸に抱き、

特攻に散った学生が相当数いたという事実を知りませんでした。

 

私の友人がお勧めしていたので読んでみましたが、

田辺元のロジックは、私にはメチャ難解でした。弁証法で書かれてる文は難しい。

佐藤氏の解説がなければ、確実に途中で挫折してました(笑)。

 

佐藤氏の解説を読んで理解できたことは、この田辺にとって、

1.「歴史的現實」を通読できない学生 ⇒ 問題外

2.「歴史的現實」に感化される学生 ⇒ その程度の学生

3.「歴史的現實」の矛盾や論理の飛躍に気付く学生 ⇒ 本物のエリート

という階層分けだったんだなということでした。

 

なので、自身は、外交官らのいる箱根で空爆されるのを避け、戦後になっても、

自分の本に感化された2の学生たちが戦地で散ったことに対する反省は

まったく見られなかったというのを知ると、一人の母親として、悔しくなりました。

 

では、何故、そういう難解な本の解説を読んでみたのか?

それは、いずれ、現代の田辺元があらわれて、学生や世論を誘導していく時期が

きてしまいそうな、どうしても戦争に持ち込みたい人たちがいるんだなという気配を

感じる機会が増えてきたからです。

 

佐藤さんの合宿中、東京大空襲の1年少し前にヒットした「敵機空襲」という映画を

とおして、当時の庶民の様子を検証されているのですが、まだまだ、当時の庶民に

悲壮感はあまりなかったのだというのも知りました。

 

そういう部分も含めて、「きな臭さ」に関する感度は、高い人と、低い人がいるという

事実も勉強になりました。

 

ふりかえって、9.11後のアメリカと、パリのテロ後のフランス、報復への世論の動きは

大きく違うのだなと、見ていて思いました。

今後、日本でテロが起こった後、日本の世論がどちらに近い動きをするのか想像した時、

かつて通った「お国のために」のような発言がでてこないとも限らないなと不安になりました。

 

そんな時、子どもをもつ親として、世論を煙に巻くロジックに対し、1はもちろん、2ではなく、

3の見抜ける視点を持ってないととても怖いなと思ったのです。

 

もちろん、この可能性を感じるからには、投資家として、どういう行動が適切なのかも

研究しなければというのも、別の友達とチャットしていて気付かされました。

 

興味が出た方は是非ご一読ください。

 

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
最近の画像つき記事  もっと見る >>
NEW !
テーマ:

 

築地本願寺、本堂に上がる正面の階段の右側にある入り口です。

こちらが、寺務所側。

 

伊東忠太氏は、ばらばらに建てられてる事の多かった(今も多い)、

お寺の様々な建物を廊下で繋いで1つにすることを考えて、

このような建物を設計されたそうです。

 

 

入り口には郵便受もついています。

先日の排気口同様に、お寺チックな装飾がついています。カワイイ。

 

 

入り口を入ったところ。

人が上っている階段に昨日のグロテスク君がいます。

上から下へ手摺を吐きだしています。

 

 

寺務所側ですが、装飾はとても緻密で美しいものでした。

建てられた当時の人たちは、これらを美しいと見たのか、

「お寺じゃない~!」と見たのか、どちらだったのでしょう。。。

 

 

おそらく、多くの女性の心はワシヅカミにしたのでは?と思いながら、

参加者の皆さまと「綺麗ね~」と、うっとり見上げてきました。

 

 

正面階段脇の入り口の照明。

2本のアームで、ちょっと突き出すように設置されているのも、面白い工夫だな~

と思って見学してきました。

 

築地本願寺さんは、色々なイベントをされていますし一般見学できる範囲だけでも

発見が沢山あるお寺さんです。(ご朱印はありません)

銀座や築地へお越しの際は、ちょっと足を伸ばしてみられることをお勧めします。

 

 

 

 

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

 

築地本願寺に入って両側にある、階段には、伊東忠太さんらしい動物たちが。

朱雀のこういうクルクルとしたデザインは、忠太さんならではのもの。

本願寺で頂いてきた解説ペーパーによると、鳥は南を守護する霊獣なんですね。

鳥は特別な力を持つといわれる蛇を襲うことから、蛇に負けない強い力をもつと

信じられてきたのだそうです。

 

 

 

倉方先生によると、牛や馬も、忠太さんのデザインはもっとクルクルしていた

はずだけど、実在する動物なので、製作した人がリアルに造っちゃったんじゃ?

とお話しされていました(笑)。

 

 

そのせいなのか獅子は、クルクルしてるし、ほのぼのしてます♪

 

 

正面階段を上る時には気付きにくいのですが、横から見ると、

階段の手すりも、こんな風にクルクルしてます。

こうしてみると、忠太さんのデザインは、現代の女性に人気が

でやすいのかも?と思ってしまいました。

 

 

まあ、クルクルしたデザインばかりではないのですけどね(笑)。

この後、今度は本堂に向かって右側の翼へ入れて頂きました。

そちらは、お坊さんたちのお仕事スペース。

そこを抜けて、1階へ下りる階段へ。

 

 

そこにいるのが、こちら。

当時の設計図には「グロテスク」と書かれているんだそうです。

中世ヨーロッパ教会建築の装飾に用いられる奇怪な生物の彫刻を

指す言葉なんだとか。

 

動物の口から何かが吐き出されるものとしては、中国に「吻(ふん)」が

あり、その原型はインド神話にでてくる摩伽羅(まから)魚という怪魚。

体に海や水流の記憶をとどめ、生命の源としての「気」と深く結ばれ

てるのだそうです。

 

築地本願寺、あともう1回ご紹介しますね。

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。