インフルエンザワクチン接種による副作用と思われる症例が、2007年度は122人報告されたと厚生労働症より発表がありました。
接種後、急性呼吸不全や手足のまひなどの後遺症、脊髄炎などを起こした人までいますが、あくまでも因果関係は否定できないとと言うしかないようです。
この人数はあくまで報告の数字なので、本当はもっといるのではないかと思います。
その症状が副作用だと気が付いていない人ですらいるように思います。
またにおいを感じなくなる嗅覚障害が起こることもあるといいます。
治療にはステロイド点鼻薬が処方されているようですが、治癒は30~60%とあまりよくないようで、3年は根気よく治療するように助言まであります。
インフルエンザワクチンはもともと1964年に学童に対する集団接種が開始されました。
1976年には改定され、集団接種がさらに強力に推し進められ、多くの学校で平均80%の学童が毎年予防接種を受けるようになりました。
ところがどんなに接種率を上げても毎年流行するのです。
本当に効いているのだろうか・・・多くの医師がそう思い、前橋市医師会はそう思うだけでなく、実際に「効かない」ことを証明したのです。
そして学校の集団予防接種の意義について論じ、中止して検討すべきであると結論付けたのです。
どんなに先端医療が進もうとも、細菌やウイルスに関しても耐性菌が出現し、がんの罹患率、死亡者も減っていかない現状。
情報に振り回されることなく、根本的なことを調べていく必要性にせまれていることを意味しているようにも思います。
インフルエンザの本当の現状、タミフルの本当のこと。
そして一緒に働く大切なスタッフのお子さんがタミフルによって亡くなったいきさつが書かれてあるこの本。
考えさせられることは多くあります。
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