蒲郡ナイター女子リーグはシリーズ4日目。


今日のレース結果は、


1R ②若狭奈美子 2コースまくり
2R ②宇野 弥生 2コース差し
3R ①鈴木 成美 1コース逃げ
4R ②大瀧明日香 2コース差し
5R ④香川 素子 4コースまくり (3連単13810円)
6R ③三浦 永理 3コースまくり差し
7R ④長嶋 万記 4コースまくり差し
8R ①守屋 美穂 1コース抜き
9R ③若狭奈美子 3コースまくり差し (3連単135220円)
10R ①鎌倉  涼 1コース逃げ
11R ④平高 奈菜 4コースまくり差し
12R ②長嶋 万記 2コース差し (3連単12810円)



4日目のハイライトは何といっても

予選ラストカードの9Rでしょう。


シリーズリーダーの細川裕子選手が1号艇で登場しましたが、
激戦の展開となって3連単13万舟の大波乱に。

3コースからまくり差した若狭奈美子選手に軍配があがりました。


女子リーグ@cafe
(9R、1周2マーク。③若狭選手、④宇野選手、①細川選手)


若狭選手は前半1Rも2コースまくりで勝っており、
4日目2連勝をマークする大活躍。


これで1・5・6・3・1・1着となり、
前日得点率20位から鮮やかに勝負駆け成功。
予選8位までジャンプアップしました。


若狭選手は今節が産休明け復帰3節目。
ここまで2節は平均STコンマ31と
スタートで慎重になっている場面も目立ちましたが、


今日2走はコンマ02、コンマ06と弾丸ショットを連発。
若狭選手らしい強気な攻めが本格化してきました。


準優進出は11年5月の芦屋オール女子戦以来で約2年ぶり。
その芦屋戦では準優6号艇で2着に入って
デビュー初優出を果たしたのが記憶に新しいところです。


明日は準優10Rに3号艇で登場。
初日に3コースまくり、4日目に3コースまくり差しと
赤いカポックで今節2勝を挙げているだけに、
明日も注目の存在となることは間違いないでしょう。


女子リーグ@cafe
(若狭奈美子選手)



最終的な予選得点率ランキングは、
①細川9.29、②長嶋9.14、③三浦8.86、
④大瀧8.17、⑤永井7.67、⑥遠藤エ7.50、
⑦滝川7.33、⑧若狭6.67、⑨竹井6.50、
⑩魚谷6.50、⑪鎌倉6.43、⑫平高6.29、
⑬宮地6.00、⑭鈴木成5.83、⑮坂本5.83、
⑯片岡5.83、⑰今井裕5.67、⑱渡邉優5.33、
⑲茶谷5.17、⑳鈴木祐5.17
(※赤字はA1級)


細川選手が1・1・1・1・1・2・4着の7走65点
長嶋選手が1・1・1・2・4・2・1着の7走64点で、
終わってみればわずか1点差の大接戦に。


三浦選手も7走62点までポイントを伸ばし、
V争いは三つ巴の様相を呈してきました。



ボーダー付近では渡邉優美選手
18位に入ってデビュー初準優出をマーク。


また13位に入った宮地佐季選手は、
昨年5月の大村初V決定戦に続いて2回目の予選突破。


15位に入った坂本奈央選手は、
昨年3月の下関男女ダブル戦に続いて2回目の準優出となり、

明日は3人が女子リーグで初めての準優に臨みます。


なお産休明け復帰初戦の鈴木祐美子選手は
惜しくも勝負駆け失敗で20位に。


前戦の福岡女子リーグを制した山下友貴選手は、
21位でまさかの予選敗退となってしまいました。



準優勝戦のメンバーは以下のとおり。


【準優9R】
1、三浦 永理 (優出61回、優勝18回、蒲郡V1)
2、大瀧明日香 (優出42回、優勝1回)
3、竹井 奈美 (優出1回)
4、魚谷 香織 (優出38回、優勝5回、蒲郡V1)
5、坂本 奈央 (優出0回)
6、片岡 恵里 (優出21回、優勝2回)


【準優10R】
1、長嶋 万記 (優出32回、優勝9回)
2、永井 聖美 (優出69回、優勝14回)
3、若狭奈美子 (優出1回)
4、鎌倉  涼 (優出30回、優勝2回)
5、鈴木 成美 (優出3回、優勝1回)
6、今井 裕梨 (優出12回)


【準優11R】
1、細川 裕子 (優出23回、優勝5回)
2、遠藤 エミ (優出13回、優勝2回)
3、滝川真由子 (優出5回、優勝2回)
4、平高 奈菜 (優出25回、優勝5回)
5、宮地 佐季 (優出0回)
6、渡邉 優美 (優出0回)



9Rは三浦永理選手が1号艇で登場。
このところ記念戦線で活躍が目立つ三浦選手ですが、
女子リーグ優出は昨年5月の鳴門戦が最後。


8月下関女子リーグは準優6着
9月桐生女子リーグは準優4着
9月戸田女子リーグは予選敗退、
10月三国女子リーグは準優4着
11月住之江女子リーグは準優1号艇で3着
2月尼崎女子リーグは準優3着という近況。


意外にも'12-13シーズンの女子リーグでは
まだ優出が一回もありません。
明日は賞金女王が意地を見せるのか注目が集まります。



10Rは予選2位の長嶋万記選手が焦点に。


今年に入って3回の優勝を飾っている長嶋選手ですが、
2月尼崎女子リーグ、3月宮島女子リーグ、
そして前節の桐生オール女子戦と、
すべて予選2位通過から優勝戦1号艇を手にしてのV奪取。


ちなみに尼崎と桐生では予選1位が細川選手、
2位が長嶋選手で今節と同じ展開でした。
果たして"予選2位のジンクス"がどこまで続くのか注目です。



11Rは2~6号艇に100期台の選手が並ぶ
フレッシュな顔ぶれとなりました。


そして迎え撃つのが予選トップの細川裕子選手
ただ細川選手はこのところ準優1号艇が鬼門で、


昨年9月の桐生女子リーグでは準優1号艇だったものの
進入でもつれて6コース回りとなって5着
1月の常滑女子リーグでは準優1号艇だったものの
病気による途中帰郷で無念の欠場
2月の尼崎女子リーグでは準優1号艇で3着
前節の桐生女子リーグ(桐生オール女子戦)では準優1号艇で3着
優出切符を逃すレースが続いています。

(※一部誤りがございました。お詫びして訂正いたします。)


かつては大一番で圧倒的な勝負強さを見せてきた細川選手だけに、
なんとか"準優1号艇のジンクス"を払拭してほしいところです。



いよいよシリーズ終盤を迎える蒲郡女子リーグ。
ここまで7人が賞典除外となる乱戦ムードでしたが、
果たして勝負どころではどんな戦いとなるのでしょうか。