今の時代、20代で「営業飽きた」と思ってからがスタートだと思う。 | はたらく日本の女性を元気にするブログ! Produced by WOMenLABO

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エン・ジャパンを『世界で一番、女性が活躍する会社にするプロジェクト』に参加する女性メンバー達のブログです。

WOMenらぼ編集部の藤本です。

 

今回ご紹介するのはエン・ジャパンで派遣会社を支援する事業部のマネージャー坪倉さん。マネージャーなので当然仕事はバリバリ…なのですが、醸し出す雰囲気はふんわりでさらに萌えボイス(!)。社内外、男女問わずファンの多い社員です。

 

営業一筋のキャリアを歩んできた坪倉さんは、「これからライフステージが変わっても営業としてがんばりたい」と話します。それほどまでに彼女を魅了する営業の魅力とは一体何なのでしょう?坪倉さんへのインタビューから見えてきたのは、若手社員への温かく、ちょっぴり辛口のエールでした。

 

 

|仕事に飽きたときは、自分で変化を起こしていく。

─ 11年営業の最前線にいて、「仕事飽きたな」って思ったことはなかったんですか?

 

正直、ありましたよ。営業として、ひたすら新規電話をして、商談をして、受注をする。その繰り返しで。

 

ただでさえ高い目標が、月日を追うごとにどんどん上がっていく……。

 

その目標を追っていくだけの仕事は、すぐにつまらなくなりますよね。最初は出来ることが増えて楽しいけど、だんだん「このままでいいの?」という想いがよぎるんです。だからこそ、日々の仕事で「楽しい」を見つけることが、すごく大切だと思っているんです。

 

私の場合は、思い切って好きなことを探しに行きました!

 

 

―好きなことを探しに行くって、具体的には?

 

たとえば、自分がお手伝いした企業で採用された方と実際に会ってみたり、エンを通じて採用された方でどのくらい業績が上がったかを聞いてみたり。企業での良い変化が目に見え

てわかると、やっぱり楽しくって。

 

提案と受注を繰り返すだけではなく、自分ができることをプラスで見つけてやってみる。チャレンジの過程で、「経営に影響を与える仕事が面白い」という価値観や、「数字を扱うのって意外と楽しいかも!」という発見が見えました。

 

正直な話、やりたいことが明確にある人って多くない。それは焦ることじゃなくて、20代のうちは色んな経験をして、自分の好きなことを知って、強みを見つけるべきだと思うんです。キャリアは描くものではなく、気がついたら積み上がっていくものですよ。今振り返ると私もやりたいことが大体見えてきたのは、30歳を過ぎた頃でした。

 

 

─今の坪倉さんがやりたいことって何ですか?

 

「働きたいと思っている女性が、働き続けられる社会にすること」。

 

優秀さに性別は関係なくて。育児で時間的制約があっても高い成果を上げ続ける人もたくさんいる。私自身も出産を控えているので、体現者になろうと思っています。どうしたらライフイベントを経ても活躍しつづけられるのかを検証しよう!と。

 

2016年秋、坪倉自身も初の出産を経験。産休前に職場の後輩たちと。

 

 

|成果は、本当に自分のスキル?

 

─すごい!そんな坪倉さんが後輩にあえて伝えるなら、何を伝えますか?

 

うーん……。うちの会社で言うならば、「それって本当に自分のスキル?」と伝えるかもしれません。

 

 

─ドキッとする一言ですね。

 

今は求人倍率が高くて、企業は恒常的に人手不足。採用支援を担う当社への需要は大きいし、幸いうちの商品力は競合と比較してもかなり強いと思うんです。営業も成果が出しやすい。

 

「もう営業力は身についたし、これ以上学ぶことがない。飽きた」という話を聞くと、心配になるんです。仮に採用市場が冷えこんだときや、まったく別の商品を扱うときでも通用する営業力が身についているのかな?って。

 

 

昔の私がそうだったので。

 

入社した2005年は中途採用市場が活況で、入社直後から成果を上げていました。2年目にはリーダーを任せられて、自分への自信もあったし。でも、2008年のリーマンショック以後は、本当に成果を出せなくて。売上数字が0に近い時期が、半年も続きました。今まで自分の力だと思っていたのは、環境で底上げされたものだったと気づかされました。

 

 

|腕試しは、外の世界で。

 

─坪倉さんにもそんな時期が…でも、「営業力が身についているか」は、どう測ればいいんでしょうか?

 

「外の世界に触れる」ことをオススメします。私が若手の頃は「営業部女子課」に参加してみました。当時よく読んでいたビジネス本の著者である太田彩子さんが主宰していることを知って。

 

すごく貴重な経験を積むことができたんです。色々な会社の営業女子が集まって勉強会や交流会をするので、話を聞いていると「自分だったらこうするのに」とか「この商材は難易度が高いな」と分かるんです。

 

あとは、エン・ジャパンの環境は、とても恵まれているものだということも分かりました。男女関係なく成果で評価してもらえたり、会社としても頑張る女性を応援する風土があって。

 

発足初期から坪倉が参加していた「営業部女子課」。

 

 

─客観的な視点を持つことって大事なんですね。最後に坪倉さんの営業を楽しむコツを教えてください!

 

色々ありますが…。自分がやることをやっておけば、外回り中心なのでお昼休みにオシャレなカフェでランチができる。これって営業ならではの特権ですよね。今は大変かもしれないけど、どんどん好きなことを見つけて、やりたいことをゆっくり見つけていけばいいと思います。

 

 

※記事内でご紹介した「営業部女子課」

http://eigyobu-joshika.jp/

 

 

 

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