働く日本の女性を元気にするブログby WOMenらぼ(ウーマンラボ)

エン・ジャパンを『世界で一番、女性が活躍する会社にするプロジェクト』に参加する女性メンバー達のブログです。


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こんにちは。WOMenらぼ 編集部の田中(@yositotanaka)です。
 
みなさんは、子どもを産んだ後のキャリアについてどのように考えていますか?部署異動する、雇用形態を変える、転職する、一度家庭に入る…さまざまな選択肢があります。
 
子育てに不安はつきもの。万が一を想定して、”守り”のキャリアを選ぶ人も少なくありません。しかし、とある企業の人事担当者は2児の母親。子育てをしながらも、自ら”攻め”のキャリアを選び、営業マネージャー、営業部長などを歴任し、現職に就いている女性です。
 
彼女の名前は、淺井千香子さん。そこで今回、WOMenらぼではエン・ジャパンを飛び出して、淺井さんに会いに行きました。

 

※エン・ジャパンの最年少女性マネージャー武内(左中央)、子育て中のマネージャー田中(左手前)も一緒に。

 

 

彼女が働くのは、国内トップシェアの園・学校向けインターネット写真販売サービス「スナップスナップ」を手がけるフォトクリエイト。女性が”攻め”のキャリアを歩んでいくための考え方を聞いてきました。
 
<プロフィール>
中途入社。26歳のとき入社後半年で大阪支社長就任。その後、結婚・出産をきっかけに本社(東京)へ。その後、2人の出産・育児休業を経て、1年後に部門のマネージャーに。その後、営業部長を経て、現職。
 


|子育てはマネジメント力向上の機会になる

 


-まずプロフィールをうかがって「育休復帰から1年でマネージャーに就任している」ということに驚きました。
 
育休前は子どもとの生活もイメージできていなかったので、自分がどのくらいできるのか全くわからなかったんです。でも、復帰して1年間働いて、子育ての考え方とマネジメントの考え方が限りなく近いことに気づいたんです。
 
誤解を恐れずにいうと、乳幼児期の子どもって本当”宇宙人”なんですよね。何を言っても伝わらない。そう考えると、社会に出たばかりの新入社員のほうがまだ会話が成立するんですよね(笑)。でも、私の発する情報が彼らの人生を決めていくという点は同じです。
 
一見すると子育てってブランクとして受け取られがちですが、私にとってはマネジメントスキル向上のきっかけになりました。マネージャーへのチャレンジにも不安はなかったです。
 


-その後、営業マネージャー、さらには営業部長も歴任されています。とはいえ、時短勤務ですよね…?
 

そうなんです。夕方に営業が帰社して、報告したいのに上司が席にいないってことになるんですよね。だから、商談が終わったら、その場ですぐ連絡するように伝えました。報告や相談、意思決定もそのタイミングで。
 
いろんなことを仕組み化しましたね。メールやチャットのやり取りも私信ではなくグループ全体に共有するようにしたり、決裁の締め切りも「●月●日まで」を「●月●日●時まで ※それ以降は受け付けない!」と明確にしたり…結果としてメンバー間で締め切りへの意識が高まったので、組織としてレベルアップした感覚はあります。
 


-仕組み化ってカンタンなことではないと思います。
 
本当に。口癖のように、何度も何度も同じこと言い続けました。最初はもちろんイラッとしていましたよ。「何回、同じことを言わせるねん」と(笑)。でも、ある時「あれ?同じセリフ、家でも子どもに言ってるな」と気付いたんですよね。
 
子どもって何回言ってもわからないことが前提です。それで「もしかしたら、仕事でも同じ…?」と考えるようになって、メンバーとの向き合い方が変わりました。
 
先ほどの締め切りの話でたとえると、メンバーが時間をオーバーしたときに怒るのをグッと我慢して、理由を聞く。「●時までだから」と突き放すことはカンタンですが、本人なりの理由があるんですよね。単純に締め切りを忘れていたのか、終わらないようなタスク量だったのか、難易度の高い要望だったのか。きちんと理由を聞いて、同じミスをしないための対話をしていました。

 

 

|淺井さん流 スキマ時間活用術


 

-淺井さんご自身のお話も聞かせてください。ポジションやミッションが変わっていくと、当然インプットも必要になると思います。でも、子育てをしていると時間の確保が難しいのではないでしょうか?
 
それが、じつは子どもを産んでからのほうが読書量は増えたんです。時間が制限されて、「1日24時間」ということを強く意識するようになったというか。
 
1つ目は通勤時間の活用です。往復30分ですが、私にとっては唯一の自分だけの時間なんです。それまではぼーっとSNSをみていたんですが、今は読書するようになりました。
 
読書の方法もこれまでとは変えて。やみくもに全ページを読破するというスタイルから、最初に目次をチェックして、本からどんな情報をインプットするのかを決めてから読み始める。そして、関係なさそうなページは端折っていくことで効率的にインプットできるようになったと思います。
 
2つ目は昼休みですね。ランチの時間にママ社員たちとオフィスの会議室にお弁当と本を持って、ひたすらに。会議室は事前予約が必要なんですけど、「毎週何曜日」みたいなカタチで確保して、やらざるを得ない状況をつくる。だから、一人でもやっていますよ。
 


-インプットのゴールはどのように設定していますか?
 
結構シンプルに設定しています。もともとインプットできていないことに危機感を覚えたのも、会話のなかで言葉が出てこなかったからなんですよ。それがショックで。
 
だから、私にとってのインプットのゴールは「気になった言葉を理解すること」。そして、「その言葉を自分で説明できるようにすること」。主にこの2つです。わかることとできることは違いますからね。そこはちゃんと線引きをしています。

 

 

|子育てが仕事にもたらす相乗効果

 

-お話を聞いていると、心の強さみたいなものをものすごく感じます。
 
そうですか…(笑)?でも「自分に甘えない」ということは非常に意識しています。ものすごく周りには甘えているし、助けてもらっている。でも、絶対に自分には甘えない。だから自分ができることは必ずやり切ります。やり切ったうえでできないことは助けてもらう。
 
子どもが熱を出したとき。「帰る」ということを当然のように思っていてはいけないと思うんです。少なくとも普段から周囲との関係性が構築できていないと、ありえない。「優遇されて当然」と思っている以上、誰も支えてはくれないわけです。
 
仮に自分が帰らなければいけない時間にミーティングが設定されたとします。もしかしたら周りは時間変更を提案してくれるかもしれない。でも、周りからのひと言を待っているのは大間違いです。参加できないのであれば、どうやって情報を取りに行くのかを考えられないといけない。
 
働くことも子どもを育てることも、選んだ以上は勇気や行動力を持っておくべきだと思います。
 


-周囲との関係性づくりにおいて淺井さんはどんなことを意識していますか?
 
大きく分けて2つあります。
 
1つ目は、必ず事前に察知すること。

 

たとえば、子どものことであれば「あれ?いつもと違うな」みたいに感じることってあるんですよね。それを無視せずに感覚を研ぎ澄ませておくことが大切です。
 
2つ目は、周囲にとにかく正確に伝えること。過大にも過小にもせずに正直に。

 

たとえば子どもが病気のときに「●歳の子供が●度の熱があります。こういうときに子どもに寄り添わないと社会人人生を後悔するので、子どもを優先させていただきます」と伝える。周りにも当然迷惑はかけてしまうけど、仮に仕事に残ったとしても私のパフォーマンスが落ちていくことは自明なわけです。周囲に理解してもらうためにも、理由と気持ちを伝えることが重要だと思います。
 


-最後にキャリアに悩む女性たちへのメッセージをお願いします。
 
もし出産・育休期間をブランクだと感じて子どもを産むことに後ろ向きになっているなら、そうは思わないでほしいですね。自分が命がけで産んで、育てていく日々は間違いなくキャリアにとってプラスにしかなりません。
 
確かに言い訳をしようと思ったらいくらでもできるんです。「子ども2人いるんで」「時短なんで」って。でも、私はそれを言ってしまった瞬間に自分のこれまでを否定するような気がしていて。だから、子育てを諦める理由を仕事に求めないし、仕事を諦める理由を子育てに求めないようにしています。
 
子どもを産んでから自分の母親に「笑顔が増えた」と言われ、復職したときに自分の姉から「子どもに優しくなった」と言われたんです。母親の顔とマネージャーの顔があるのは自分の強みだと思うから、これからも前を向いて私の道を歩んでいきたいと思います。
 


-子育てがキャリアにプラスになる。言葉ではわかっていても、実際に体現されている方のお話だと説得力が違うし、淺井さんのような働き方は本当にかっこいいと思います。今日はありがとうございました。
 

 

▽淺井さんが勤務する株式会社フォトクリエイト

http://photocreate.co.jp/

 

 

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こんにちは、WOMenらぼ編集部の塩冶です。

 

今回ご紹介するのは、エン・ジャパンの広報として活躍中の森本。2006年に新卒で入社し、営業として8年間働いた後、結婚、出産、営業への復帰を経て2014年に広報へ異動。現在は4歳の娘を育てながら時短で働くママでもあります。

 


 
エン・ジャパンの社員でつくるWEBマガジン「en soku!」では #きょうのエン という企画を立ち上げ、他の広報メンバーと共に社内の情報を毎日更新。社外でもセミナーに登壇。
 
四半期に一度、全社員から1人が選出される「社長賞」を二度受賞した実績も。最近は社外セミナーにも引っ張りだこな彼女に、仕事の極意やキャリアの考え方について聞きました。
 


│強みがないから、やればできることは全部やった。
 

-営業としても広報としても社長賞を受賞し、”デキる人”というイメージが強い森本さん。どうしてそんな風になれたのですか?
 
特別なことは何ひとつしていません。今も何か他の人と比べて自分にしかない能力があるとは思わないです。というのも私、強みがないんですよ。

 

適性テスト(※)の結果も、ストレス耐性以外は全部偏差値50前後くらいで、ごく普通。営業時代は商談に行っても、特に面白い話もできなくて。アツい営業トークをする先輩を見て、羨ましいなぁと思っていました。
 

森本の3E-IPテスト結果(※3E-IPテストとは?学歴や職務経歴だけでは分からないビジネスに必要な知的能力と、面接では分かりにくい性格・ストレス耐性・キャリアに対する価値観を測定するテスト)
 
「普通」だからこそ、基本を徹底して。自分が頑張ればできることは全部やると決めていたんです。
 
たとえば、日々の営業活動。私が営業だった頃、担当企業といつ接点を取るのか、スケジュールにそって計画する「営業計画シート」というものの使用が推奨されていました。使わなくなる人も多い中、私は企画部門の人がつくってくれたオリジナルのフォーマットを律儀に使いつづけていました。

 

「この日、このお客さんに電話をかけるぞ」と決めたら「TEL」の「T」と書きこんで、絶対に全部やる。
 
ほかにも、「今日の商談ではこの話をするぞ!」と決めたら、とにかく全部伝える。資料も全部置いて帰る。「森本は相手の反応を気にせず喋りつづけてるな」って先輩に言われたことがあります(笑)。
 
それくらい、やると決めたことをやり切っていました。性格的に、やり切らないと気がすまないんですよね。
 
-コツコツと地道な基本の徹底が、成果に繋がっていたんですね。
 
商談件数は誰よりも多かったと思います。お客さんとしゃべるのはあまり得意じゃなかったけど…。
 
成果が出なかったときに、「アポ行ってないからじゃん」って理由をつけられるのが嫌で。「やることやってます」と言いたい。とにかく負けず嫌いなんです。
 


│人の良いところを探す。自分でできないときは素直に頼る。
 
成果を出すためにもう1つ実践していたことといえば、人に頼ること。人をつかまえるのがうまいってよく言われていました。
 
-周囲に頼ることが大事だと分かっていても、なかなか出来ない人もいますよね。誰に頼ればいいか分からない、とか…。
 
私、人の「得意なこと」を探すのが好きなんです。得意なことで頼りにされるのって、嫌な気持ちはしないですよね。
 
新人のときは、隣の席の先輩にいつも Excel を教えてもらっていました。その先輩は別の同期の OJT だったんですが、あまりに私が話しかけすぎて同期が遠慮してしまうほど。
 
いつも周囲の話に聞き耳を立てているので、「この件は●●さんに相談すると良さそうだな」というのが分かります。聞くだけじゃなくて、「その話、私にも教えてください!」と自分から入っていくことも。結構人の会話を取りに行っていますね。
 
誰が何を得意としているか分かっているので、迷わず力を借りるようにしています。


 

※新人営業時代
 
 
│自分がされたいことを、相手にする。
 
周囲に協力してもらいやすい環境づくりという意味も含め、メールのレスや、情報を共有してもらったときのお礼などは必ずすぐ返すようにしています。私自身、発信したことに対して何も反応がないと寂しいし、「この人メール見ていないのかな…」と心配になってしまうので。
 
レスは速ければ速いに越したことはないです。たっぷり時間をかけて100の成果を出すより、たとえ10や20でも速いほうがいい。すぐに答えが出せない内容だったら、「今すぐには分からないので2日以内でもいいですか?」と返しておけば、相手も安心して待てると思うんです。
 
広報になってからは特に、レスの速さを重視しています。メディアからの問合わせは、大体自社だけではなく他の会社にも一斉に声がかかっている。タイトなスケジュールで動いているので、一番レスが速かったものを採用するケースが多いんですよ。だから絶対に、譲れないポイントです。
 

※広報チームの仲間と
 
 
│未来が見えないなら、今を全力で駆け抜ければいい。
 
-営業から広報への異動は自ら希望したんですか?
 
特に広報がやりたいということではなかったのですが、同じ組織で営業を8年やっていたので、自分の市場価値が心配になってきたんです。成果は出せているけど、熟知した商材と長いお付き合いの顧客。今の成果が自分の能力なのか見えなくなってきて。組織のことは好きだったけど、いかんせん長いぞ、と。

年1回の異動希望を提出するときも、「絶対異動したい、今の場所以外ならどこでもいい」みたいな(笑)。
 
そんなときに、広報の社内公募が出て。異動希望を出している人の中から、「森本、いいじゃん」と今の上司が抜擢してくれたんです。
 


-なぜ抜擢されたのでしょうか?
 
うーん…自分で言うのも恥ずかしいですが、「今いる場所で成果を出していたから」に尽きると思います。あとは、「 WOMenらぼ(※エンの女性活躍を推進する社内有志のプロジェクト) 」の活動で今の上司と話をしたことがあり、顔と名前を覚えてもらえていたことも良かったのかもしれません。
 
何にせよ、自分のやりたいことを発信しておくことは大事です。ひょんなことからチャンスがやってくることもありますよ。
 
-今後のキャリアについてはどのように考えていますか?
 
正直、やりたいことは特にないんです。就活時代からやりたいことがないのが悩みで。今も未来はまったく見えていないけれど、目の前のことを納得するまでやり切りたいですね。

 

頑張っていれば、絶対に誰かが見てくれているから。与えてもらえるところで、精一杯輝きたいなと思っています。だから、まずは今のポジションである「広報」での高みを目指します!

 

 

 


-常に全力で、妥協を許さない森本さん。その姿勢に刺激を受けた人も多いのではないでしょうか。素敵なお話をありがとうございました!

 

 

※関連記事はコチラ

営業出身広報が気をつけていること。―広報マーケアドベントカレンダー #仕事論

http://www.en-soku.com/business/12476

 

時短&未経験で広報へ転身!営業経験を強みに活躍するママ広報。エン・ジャパン森本愛さんにインタビューしました

http://blog.pr-table.com/interview/ai_morimoto/

 

社内外&メディアに響くコーポレートブランディング術を、エン・ジャパン森本さんから学んだ話

http://www.kaoritter.com/archives/2017/0428_180420.html

 

3E-IPテスト

http://jinji-test.en-japan.com/

 

 

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こんにちは、エン・ジャパン広報の森本です。

 

2016年4月に育休から復職した営業の山口。彼女は休職前に全社でもっともシンボリックな活躍をしている社員へ贈られる賞を獲得するほどの働きぶりを見せていました。復帰後に時短勤務でも変わらぬ営業成績を誇っている。傍目にはそんな印象があったのですが、本人曰く「苦難の連続だった」そう。


Profile : 2005年に新卒でエン・ジャパン入社。ミドル層専用の転職求人サイト「ミドルの転職」を運営する部署の営業として、人材紹介会社を中心とした企業支援を担当。2013年に社長賞を受賞。2015年に第一子を出産後、2016年4月に職場復帰。現在は17時までの時短勤務を続ける。



山口自身が「復帰後の1年を振り返った気づき」が、今後復帰する社員や、復帰者をメンバーに持つ管理職の参考になれば、とインタビューに応じてくれました。復帰者が多いこの時期、必見の内容です!


-出産前のフルタイム勤務時と変わらず、億単位での売上目標や新たなミッションを担っていると伺いました。高い成果を挙げる過程で、多くの気づきがあったそうですね。

はい。休職から復帰した社員が、いち早く以前のようなパフォーマンスを発揮していくためには、復帰者本人と上長双方が「復帰初年度にありがちな問題とその発生時期、対策」を事前に共通認識として持つと良いと感じています。


-確かに。特に初めて復帰者を迎え入れる組織は、戸惑いがありそうですね。なぜ、上記のような考えに至ったのでしょうか?

先に復帰した先輩ママとして、この春に育児休業から復帰予定の方と社内外ともに交流する機会が多々ありました。質問や相談を受けながら、私自身も復帰してからの1年間を振り返ってみたんです。

 

がむしゃらに走ってきた1年でしたが、復帰初年度にありがちな問題点と、発生時期には傾向があると気づきました。当時は気がつく余裕もありませんでしたが、事前に上司と共有できていればよかったと思っています。もっと早く対策を講じることができるので。


-興味深いですね。具体的にはどのような内容でしょうか?

 

大きくは2点。

( 1 ) 復帰直後-仕事と家庭の両方でうまく立ち回ろうとしすぎて、自滅してしまう。
( 2 ) 復帰半年後以降-仕事や家庭は安定。ビジネスパーソンとしての成長が停滞しかねないリスクが出る。


それぞれ、詳細をご説明します。



復帰直後(1~3ヶ月)

<発生する問題>
仕事と家庭の両方でうまく立ち回ろうとしすぎて、自滅してしまう。

・仕事面
時短勤務でも以前と変わらぬパフォーマンスが出せることを示したい。育児との両立が可能な環境を用意してもらっているのだから、早く「期待以上の成果を出さなくては」という焦りや気負いを感じていた。そのため、仕事を持ち帰るなど、無理やりにでも対応。心身ともに良くない状態に陥る。
 
・家庭面
保育園に通い始めた環境の変化から、育休中にはあまり発生しなかった子供の体調不良が頻発。事前に家庭での分担をじゅうぶん話し合えていないため、家族の協力がすぐ得られない。結果的に、本人が対応することが多くなって休みがちに。


特に私の場合…

 

「早く成果を出さねば」という焦り、お休みを頂くことへの負い目、病気でいつも以上に手のかかる子供へのいらだち、看病による自身の睡眠不足、体調不良の子供に片手間でしか対応できない罪悪感、これらが重なって心理的に悪い状況でした。

この心理的な不安や焦りを解消するために、自分の睡眠時間をけずって、仕事も子供も対応するという間違った判断をし、結果的に私も体調を崩したり、仕事で適切な判断ができにくくなったり、良くない状態に陥りました。


<対策>
頼れるメンターを見つけること
自身の気持ちを率直に発信すること


・仕事面
「仕事と家庭を両立し、成長していきたい」という想いを共有できる、先輩復帰者からアドバイスを受ける。

私の場合…一足先に復帰していた先輩社員に「どのように問題を解決してきたのか」に関する方法や考え方のアドバイスをもらい、解決の糸口を見つけることができました。

家族を巻き込むコツは「自分の想いや喜怒哀楽を率直に伝える」こと。心身のバランスが崩れてしまったときは、まず自分の健康を戻すこと。これらに気づかせてくれたのも、先輩社員からのアドバイスがキッカケでした。

 




同じような境遇の先輩社員がいない場合、どうしたら良いのでしょうか?

主体的に発信をして、組織を超えた接点を持つと良いと思います。私は当時の上司に「復帰して活躍されている方を紹介してほしい」と伝えて、他の事業部の先輩ママを紹介してもらいました。「アドバイスを聞きたい!」と発信することで、周囲が快く協力してくれました。


・家庭面
家族へSOSを出せるよう、話し合いを重ねること

夫とは家事・育児の分業について複数回話し合いました。特に、下記のような内容を夫へ自己開示しました。

-なぜ働きたいのか。
-今、自分の仕事がどういう状況なのか。
-どのような助けがあれば、仕事・家庭両方が上手くいくと考えているのか。



-すごく具体的で良いですね。自分たちの家庭は話し合えているのか、チェック項目として活用できそうです。

はい。話せていない点があれば、ぜひ参考にしていただきたいです。

 

この話し合いの結果、さらに家族の協力を得られるようになり、仕事に向き合える時間をつくることができました。双方の実家が遠方だったり、伴侶の会社次第では家庭協力に理解がなかったり、帰宅時間が遅くて協力を得られなかったり、と具体的な支援をしてもらいづらいケースもあるかと思います。それでも、理解が進むだけで心理的には大きく改善されます。


復帰半年以降(6~9ヶ月後)

<発生する問題>
仕事や家庭は安定。ビジネスパーソンとしての成長が停滞しかねないリスクが出る。


私の場合…

 

復帰直後の問題が解決され、仕事に集中できる環境が整いました。仕事は成果が出せるようになり、家庭では子供があまり体調不良を起こさなくなり、結果的には余力がある状態に。そのままチャレンジングな目標を掲げないと、成長が停滞してしまうと危機感をおぼえました。


<対策>
本人が新しいミッションを積極的に獲得すること
本人からの申し出がなければ、上長から「そろそろもっと任せたい」と期待をかけること


私の場合…

 

「成長を実感できないまま働く」ことは、復帰当初と異なる意味で心の健康が保たれていない状態でした。「今までの延長線上でほどほどに働いていても、自身の成長にはつながらず、復帰した意味がない」と考え、当時の上司へ「実は今、ちょっと余裕があります。なにかもっとやりたいです」と率直に申し出ました。

上司も、私の成長が停滞しているのでは?と心配してくれていたようです。第一声が「ですよね!(待ってました!)」という反応で。元々期待いただいている実感もありましたが、嬉しかったです。

 

「任せたいことは色々あるんだけど、どうする?」というところから、事業部内で進めていた新規プロジェクトの推進役を担わせてもらったり、リーダーとして部下をもたせてもらったり、と話がとんとん進みました。





すごい、かっこいいですね。でもそこまで明確に自分から伝えられる人は少なそうです。とはいえ、上司からの働きかけも難易度が高そう。特に初めて部下に育児中社員を持つ上司の場合、どこまで本人に要望して良いものか、遠慮してしまうこともあると聞きます。どうずれば良いのでしょうか?

遠慮してしまう気持ちも分かります。だからこそ、復帰前後で「なんのために働くか」「働くうえで大切にしたい考え方」のすり合わせが上司と本人の間で出来ているとスムーズです。

具体的には……

 

「なぜ復帰しようと考えたのか(復帰せず育児に専念する、仕事量を減らして子供との時間を重視する、という選択もある中で、正社員で復帰する理由)」、「将来、どうなりたいのか」はぜひ議題に上げて欲しいです。

 

仮にその時は当人が深く考えられていなくても、改めて整理して家族とも話し合ってもらう良い機会になるはずなので。後々本人のためになります。


-本人のためになる、はどういう意味でしょうか?


仕事と育児で行き詰まったときに立ち戻る原点になるからです。

 

たとえば、子供の体調不良や時間的制限への戸惑いがあったり、1から仕組みをととのえたり、大変なことが重なったとき。「なんでこんなにまでして働いているんだろう」と思ったときに、「成長したい」という原点へ立ち戻ることが何度もありました。

チャレンジすることで、またさまざまな工夫や調整が必要になりました。それでも復帰直後の経験(人の協力を得ること、自身の気持ちを率直に伝えることを意識して問題に向き合ってきた)があったので、同じ手法で立ち戻って解決することができます。

 



改めて、2点。つまずきポイントと対策が事前に把握できて、上司とも共有できていれば良かった。という私の学びが、これから同じ課題に直面する方の参考になれば、嬉しいです。

( 1 ) 復帰直後-仕事と家庭の両方でうまく立ち回ろうとしすぎて、自滅してしまう。
-頼れるメンターを見つけること
-自身の気持ちを率直に発信すること

( 2 ) 復帰半年後以降-仕事や家庭は安定。ビジネスパーソンとしての成長が停滞しかねないリスクが出る。
-本人から、新しいミッションを積極的に獲得すること
―本人からの申し出がなければ、上長から「そろそろもっと任せたい」と期待をかけること

 




-今まさに直面している!これは私のことか?!と感じた方も多いのではないでしょうか…。山口さんのような仕事へのこだわり、成長実感へのこだわりが、周囲のみなさんを動かしたんですね。改めて「仕事と家庭を両立して、成長を続けていきたい」という強い想いが大事だと勉強になりました。ありがとうございました!!

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こんにちは、WOMenらぼブログ編集部の森本です。

 

今日は、エン・ジャパンの新たな人事制度をご紹介します。新制度の対象者は「育児や介護を行う総合職社員」。

 

既に社内での説明会は行われましたが、「当事者ではないので、実はよく分かっていない」「ピンと来なかった」…そんな若手社員や、「時間に制約がある社員のマネジメントに悩んでいる」 という管理職に向けて、制度を改めてご紹介します!

 

 

私自身、5歳になる娘がいて、まさにこの制度の対象者。制度設計の中心となって動いた人事責任者の平原に、突撃取材です!

 

 

 

|「新制度」ってなんですか?

 

2013年に「育児や介護を理由に短時間勤務を希望する総合職社員」を対象に『 i付きグレード制度 』を制定しました。今回の新制度は、対象者の状況にあわせて『スマートグロース制度』と『時短勤務制度』の2つに分けた、ということが大きな変更点です。

 


|まず、『スマートグロース制度』の詳細を教えてください。

 

給与形態や期間、勤務時間は従来の『 i付きグレード制度 』と同様、下記の通りです。

 

○給与

フルタイム勤務の社員同様、「みなし残業代を一定含んだ」金額の時短分を支給
○期間

育児の場合は末子が小学校3年生まで
○勤務時間

1日2時間まで短縮可能(6時間勤務まで)

 

『i付きグレード制度』との違いは、労働時間制度です。時間的制約がある中でさらに働きやすいように「所定労働時間制」から「フレックスタイム制」に変更しました。


給与形態について改めて紹介しますと……

 

当社では、総合職社員を能力や実績に応じて「R」や「H」といったグレードで評価し、それに基づいて給与金額を決定します。「スマートグロース制度」の適用者は各グレードと同じ給与形態で、短縮した時間分の給与が支給されます。

 

たとえば通常勤務時間のうち、6時間働く場合は、「通常の月収×(6h/8h) = 時短勤務時の月収」となります。

 

例):総合職社員が2時間短縮の6時間勤務を行なう場合

 

フルタイムの場合:月給300,000円(※実際の金額ではありません)
   ↓
6時間の時短勤務 :月給225,000円

 


|『時短勤務制度』とはなんでしょうか?


「スマートグロース制度」の適用グレードに満たない方や、適用を希望しない方が選択する制度です。利用可能期間や勤務時間は「スマートグロース制度」と同じで、給与や労働時間制度が異なります。

 

○給与

「みなし残業代を一切含まない」金額の時短分を支給
○期間

育児の場合は末子が小学校3年生まで
○勤務時間

1日2時間まで短縮可能(6時間勤務まで)
○労働時間制度

所定労働時間制(従来の『i付きグレード制度』同様)

 

異なるのは「労働時間制度」が従来同様、「所定労働時間制」であること給与はみなし残業代を含まないため、「スマートグロース制度」が適用される社員よりも下がります。

 

当社では、すべての社員が活き活きと働いて、成長し続けてほしいと考えています。「時短勤務制度」を選択する社員も、「スマートグロース制度」へ移行できるよう、特に上長には早めの能力開発支援をお願いしたいですね。

 

一番違いのでる「給与」をわかりやすく可視化すると、下記のとおりです(6時間勤務の場合)

 

 


|制度への適用基準設定、労働時間制度の変更背景はなんでしょうか…?

 

「働く時間にかかわらず、成果を出し続ける社員を応援したい」という思いからです。育児を行う社員だけではなく、今後は介護も含めて時間的制約は誰しもに起こりうる可能性があります。だからこそ、制約が発生する前に、できるだけキャリアと信頼貯金を積んでおいて欲しいと考えています。キャリアを積めている基準として、一定のグレードを条件に設定しました。

 

 

キャリアを前倒しで積んで、早めに独り立ちして組織に貢献できる存在になること。時間的制約が発生してからでは、がむしゃらに、寝食も忘れて働くことはどうしても難しくなります。

 

早い時期から成果を出して、多くの責任ある仕事を経験する。そして、仲間や会社にも「信頼貯金」を積んでおくことで、時短勤務になってからも「支援したい」「一緒に働きたい」と周囲からのサポートが得られやすくなります。

 

今回の制度変更を機に、社員にはライフイベントが発生するまでに一定グレードへ到達をすべく、今以上に仕事へ打ち込んで欲しいと考えています。

 

現在、エン・ジャパンで時短勤務をしている社員からは『時短勤務であっても、責任とやりがいのある仕事を任せてもらえることが嬉しい』という声をよくもらいます。そのミッションを託すことができるのも、それまでの実績と信頼貯金があってこそ。今まで以上に会社と社員が対等な関係性を築ける制度です。

 

※4月に育児休業から復帰する社員に向けても説明会を実施しました。

 


|「所定労働時間制」から「フレックスタイム制」…とは…?

 

所定の始業と終業時間内は必ず就業しなければならないかどうか、が分かりやすい違いですね。

 

「所定労働時間制」から「フレックスタイム制」へ変更になることで、コアタイムと月間の所定労働時間を満たしていれば、始業や終業時間は柔軟に調整が可能です。

 

 

|たしかに…子供の急な発熱や、保護者会などで1時間だけ抜ける、ということもよくありました。

 

そうなんです。たとえばお子さんの体調が悪くて病院へ連れていってから出社するとき。

 

今までは、1時間の遅刻は「時間分の減給」もしくは「半休(有給)の取得」のいずれかを選択せざるを得ませんでした。今後は、月の総労働時間とコアタイムを満たせば良くなります。いたずらに有給を使ったり、減給の不安を感じたりすることがなくなります。

 

「フレックスタイム制」に変わることで、限られた時間の中で最大限の成果を追及できる環境作りを後押しすることができると考えています。

 


|『スマートグロース制度』の適用者となる時短勤務者が意識すべきことはなんですか? 

 

育児や介護で「従来よりも仕事へ割りあてられる時間に限りが出る」=「仕事ができない時間に周囲の理解やサポートを得ている」ということ。サポートを受けつつも、それが甘えにならないようにするには、高い自律性が必要です。

 

またフルタイム勤務者同様、一定のみなし残業代を含めた給与を支給していますので、それだけの成果がきちんと出せているのか常に自問自答して欲しいですね。そのためには、短時間で成果を追及していく生産性や効率化の意識を、一層強くすることも必要です。

 

なお、当然ながら能力の発揮状態によって昇降格は発生します。この点は、フルタイム勤務者や新制度に移行する前と後で変わりはありません。

 


|マネジメントする上長が意識すべきことは?

 

配慮はしても遠慮はしないこと。

 

今後、育児や介護などのライフイベントが発生する社員は確実に増えてきます。個々のライフイベント、それに伴う制約条件を把握して配慮すると同時に、成長を求めるチャレンジングな仕事の設計や配分、能力開発を行なう意識が上長には欠かせません。

 

私の部署にも、育児短時間勤務中のメンバーがいます。従来のように18時以降の時間を使って勉強会を行なうと全員揃わないので、ランチ時間に実施するなどの工夫をしながら、各自の能力開発に努めています。

 

※昨年開催した管理職向けの女性社員育成に関する研修のヒトコマ

 

 

ありがとうございました!

 

日本の企業で「フレックスタイム制」を導入しているのは、5%(※)だけ…!ここまで恵まれた働きやすい環境の整備をしてくれる会社に感謝と、改めて成果で応えねば…と気が引き締まります。
※「厚生労働省 平成26年就労条件総合調査結果の概況」より

 

 

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こんにちは!エン・ジャパン入社5年目、旭です。 

 

子育てをしながら働くって、どうなんだろう…?当事者でないと、なかなかイメージが湧きません。そこで今回は「仕事と家庭を両立させるための“準備”と”工夫”」と題して、仕事では中途入社者の研修・教育担当として忙しく働き、プライベートは2歳の男の子を育てている小倉礼子さんに話を聞きました。

 

<Profile> 

2008年に新卒でエン・ジャパン入社。6年間法人営業を担当した後、結婚・出産を経験。子育てをしながら9~16時30分の時短勤務で、中途入社者の研修・教育をするトレーナーとして活躍中。

 

 

 ~仕事と家庭を両立するためのポイント~ 

-復帰前はバリバリ働いていた小倉さんが16時半までの時短勤務とあって家庭と仕事の両立は大変そう。でも、小倉さんは楽しそうに仕事をしている印象があります。コツがあれば教えてください!

 

 意識しているのは、仕事と家庭を両立するために 、いつなにをするか、細かくスケジュールを決めていること。分刻みで「何時から何時はこれをする時間」と決めています。 

 

 

-具体的に1日のタイムスケジュールを教えてもらえますか?

 

6:30 起床・自分の身支度

 

★子供の世話は主人と分担!主人は「着替え」「保育園の送り」、私は「食事」「体温を測る、連絡帳を記載するなどの保育園準備」を担当しています。主人が面倒を見てくれている間に自分の身支度をしています。 

 

7:30 家を出る

 

8:20 会社着 

 

★始業まで少し時間があるので、朝ごはんを食べながらその日の仕事の準備を。夜は席にいることができないので、育成を担当している社員から仕事の相談を受けることも多いです。 

 

9:00 始業

 

12:00 ランチタイム 

 

★週4回はお弁当を持ってきているので、デスクで情報収集をしたり、社員とコミュニケーションを取る時間に充てています。 

 

16:30 終業 

 

17:20 保育園お迎え 

 

17:30 家に到着・晩ご飯の支度 

 

★週末に1週間分のメニューを決め買い物も済ませてしまいます。晩ごはんの支度時間の30分でしていることは2つ。「前日に作ったご飯を温めて食べられるようにすること」と「次の日の晩ごはん作り」。その日に食べるものを作ると、何かあった時にご飯の時間に間に合わない可能性があるので、前日に作っています。 

 

18:00 晩御飯

 

19:00 お風呂

 

20:00 寝かしつけ

 

21:00 フリータイム 

 

★息子が21時に寝てからが自分の時間。洗濯や食器洗いなどの家事をしたり、残りの仕事を片付けたり、テレビを見るなどをして過ごします。

 

23:30 就寝

 

ざっとですが、こんな感じです。 
 

 

 

-結構ハードですね! 

 

文字にしてみると、確かにハード(笑)。ただ、やるべきことは多いですが、スケジュールが決まっている分、規則正しい毎日を過ごせています。「仕事だけ」、「家庭だけ」っていう限られた生活ではなく、それぞれがあるからこそ仕事も家庭もメリハリをつけて過ごせています。

 家事を一人ですべてを担おうとすると大変ですが、平日も夫婦で家事を分担できているので、私自身仕事に集中できています。 

 

 

~夫婦協業体制を築こう~ 

-ご主人も協力的なんですね、素敵!具体的に分担とか決めているんですか? 

 

我が家の場合、主人の家事担当は・・・

<平日>

・保育園の送り ・自分のご飯の準備(温める、食器洗い)

 ・洗濯物を干す 

 

<休日>

・子供と遊ぶ 

・トイレ掃除 

・お風呂掃除 

・休日のご飯作り 

 

※休日の昼と夜の食事はすべて主人が作ってくれます。パスタやハンバーグ、揚げ物まで幅広く作ってくれるので助かります。平日のお弁当を作ってくれることも。 

 

 

 

-かなり協力的な旦那さんですね。 

 

うちの場合は、夫の一人暮らし歴が長くて結婚当初から一通り家事が出来る状態だったので、とてもありがたかったです。家事分担についても、子供が生まれる前から「誰が、何を、どれだけするか」はきっちり決めていました。

 

もちろん出来ないときは協力し合うけど、分担を決めていたほうが後々ケンカにならないのでいいです。そういう意味では、結婚適性が高い人と結婚したなって思います。(笑) 

 

 

―ちなみに小倉さんが考える「結婚・出産時に夫婦でしておくべきこと」って、なんだと思いますか?

 

 「価値観のすり合わせをしておくこと」と、「旦那さんが家事を一通りこなせるようにしておくでしょうか。 

 

お互いが結婚後・出産後にどういう人生を歩んで行きたいのか、どういう生活スタイルを望んでいるのか、価値観を共有する場を持つことはかなり重要です。生活が始まってしまうと、途中で変えることは難しいので、最初のうちにすり合わせをしておくこと。 うちの場合は、主人も同じ会社に勤めていることもあって、仕事に対する考え方が合っていました。

 

 

また、夫自身が夫婦共働きであることの抵抗感はなく、家事も夫婦協業でやっていこうという考えを元々持っていたので、すり合わせもスムーズでした。結婚後の生活・働き方・子育てのスタンスに対する価値観もズレていなかったことが大きいです。 

 

また、女性側しか家事ができないというのは本当に大変。仕事と育児だけでも大変なのに、日々の家事も全部やらなきゃならないなんて…倒れます。家事ができない相手なら、まずは何か1つでもできるように育成しましょう!相手に任せるときは口出ししない・感謝を言葉にすることでヤル気にさせるのも大事なポイントだと思います。 

 

 

~出産前にしておくべき準備~ 

-若いときにはどんな事をしておくべきだと思いますか?

 仕事面では、とにかくがむしゃらに働いておくこと。特に入社3年目までは仕事!仕事!仕事!!の日々でした。でも若いうちに仕事に熱中してスキルを身につけられたことが、限られた時間の中で仕事を遂行する力になっていると感じます。

 

とはいえ、私は管理職経験がないので…今思うとやっておけばよかったかなと思います。管理職の経験があればもっと仕事の幅を広げられたのかなと。

 

 

 プライベートでは、自分のためにお金や時間を使うこと、でしょうか。特に出産までの自分だけにつかえていた期間がいかに贅沢だったかを痛感しています。私の場合は英会話やヨガ、エステに通ったり、友達と朝まで飲んだりといった遊びばかりですが笑。

 

 

-最後にママ社員として若手女性社員へのメッセージなどあれば、お願いします。 

 

とにかく「経験貯金」を積んでほしいですね。

 

育休復帰後もキャリアを重ねるうえでは、欠かせないポイントだと思っています。先ほどもお話したとおり、結婚、出産をすると一人ではなくなる分、自分のために使える時間は限られます。これまで積んできた「経験貯金」を切り崩して仕事をしていく状態になりやすいんです。 なので、時間がある若いうちに仕事でもプライベートでも様々な経験を積んでおくことがとても大切なことだと思います。

 

 

がむしゃらに仕事をする、管理職を経験する、違う職種にチャレンジしておく、思いっきり遊ぶ…など若手社員の方にはぜひ色んなことにチャレンジして、制約が生じてからもたくさんの選択肢から選べる状態を作っておいて欲しいですね。

 

 

 

―いつも笑顔が素敵で、話しているこちらも元気にしてくれる小倉さん。多忙な中でもキラキラとしたその姿は、「私もこんな風に働き続けたい」と若手社員に思わせるロールモデルになっています。素敵なお話、ありがとうございました!

 

 

 

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