僕は名古屋出身ということもあり、中日ドラゴンズを応援してます。
そんな中日ドラゴンズのマスコットキャラクター「ドアラ」。
こんなの
↓
http://gree.jp/doala
そんなドアラが先日、エコの日ということで、エコドアラに変身しました。
↓
http://gree.jp/doala/blog/entry/595033326
可愛くない・・・。
うしろのチャック閉じきれてないし。
まあ、そんなことはおいておいて、なんで今日こんな話をしたか本題に入りましょう。
そう、このブログは「サロン集客」ブログです。
この話ででてきたドアラですが、あなたも名前くらいは聞いたことあるんじゃないですかね?
一時期ブレイクして、結構話題になってましたので。
野球を知らない人でもドアラは知ってるって人は多いです。
間違いなくプロ野球マスコットでは一番人気(のはず)。
じゃあ他のプロ野球マスコットキャラクターって何がいるか知ってますか?
あなたが野球好きなら分かるかもしれませんが、野球に興味がないならおそらくわかんないと思います。
この、1位と2位の差っていうのはかなり大事。
もっと身近な例を出してみましょうか。
日本で一番高い山はいうまでもなく、富士山ですよね。
2番目に高い山ってなにか知ってますか?
答えは「北岳」。
「はー?どこそれ!?」
って感じですよね。
山梨県の方スミマセン。
多くの人は知らないと思います。
3000m超えてるんで、高さから言ったらそれほど富士山に引けはとりません。
でも認知度ではすごい差がある。
ちょっとこの方の記事を見てみてください。
http://blogs.yahoo.co.jp/eroisamurai/60685098.html
「一番」というのはすごくインパクトがあると言ってます。
まさしくそうですよね。
富士山それを証明してます。たぶんドアラも。
※ちなみにサロン経営者の方はこの関口さんのブログは要チェックです。
さて、じゃあここからが本番。
じゃあ、あなたのサロンにどうやって一番を作れば良いか?ということ。
「そんな簡単に一番になれりゃ苦労せんわ!」
という声が今聞こえました。
ごもっとも。
確かに一番というのは誰でも彼でも簡単になれるもんじゃない気がします。
でも対策はあります。
ここでちょっと専門的な話をします。
言葉は別に覚えなくていいです。
それがSTP戦略(STPマーケティング)というもの。
これは、フィリップ・コトラーという人が提唱した理論で、本来は新規市場開拓をするために使われることが多い戦略なんですが、新規市場開拓以外でも使えます。
その中身はこうです。
・Segmentation(セグメント化)
・Targeting(ターゲット選定)
・Positioning(ポジショニング)
・Targeting(ターゲット選定)
・Positioning(ポジショニング)
つまり、
・ニーズをセグメント化(細分化)して、
・自分が参入するべきターゲットを選択し、
・提供できるものを考えポジショニングを確立する
・自分が参入するべきターゲットを選択し、
・提供できるものを考えポジショニングを確立する
ということです。
便宜上、細かい名前を紹介しましたが、あまり深く考える必要はないです。
あくまでもSTP戦略の考え方を使おうということなので。
つまり、
「細分化することによって、勝てるところを作れないか?」
ということです。
例えば学校一、スポーツテストの結果が良いっていうのは難しいですよね。
・では学年一ならどうか?
・それでもダメならクラス一ならどうか?
・それでもダメなら、クラスで一番、踏み台昇降運動で心拍数が上がらないとかはどうか?
・それでもダメならクラス一ならどうか?
・それでもダメなら、クラスで一番、踏み台昇降運動で心拍数が上がらないとかはどうか?
まあ色々できます。
サロンの場合でも細分化できるポイントはいくつもあります。
・神奈川No.1は無理でも、横浜NO.1ならどうか?
・横浜NO.1が無理なら●●区NO.1にはできないか?
・この地域でこの技術ならNO.1ではないか?
・横浜NO.1が無理なら●●区NO.1にはできないか?
・この地域でこの技術ならNO.1ではないか?
僕は値下げ競争に参入するのには基本的に反対ですが・・・、あえて言うなら東京一安くできないなら、新宿一安くできないか?
エステサロン全般では競合に勝てなくても、あるサービスに特化した場合はどうか?
これを考えてみましょう。
ちなみに繰り返しになりますが、1位と2位のインパクトの差はすごいです。
なめちゃいけません。
なでしこジャパンワールドカップ決勝戦と、中学生のサッカー部の練習試合のインパクトの差があります。
ちょっと余談をしましょうか。
この細分化というのは、近年あらゆるジャンルで行われてます。
ダイレクトレスポンスマーケティングはそもそもターゲットをしっかりと絞ることが重要だとは昔から言われてますが、実は一昔前はターゲットを絞りこまなくても競合が緩い市場ではそんなに苦労しなかったんですね。
ところが、今は細分化の嵐。(業界にもよりますけど)
それはなぜかというと、ニーズが多様化してきたこととWEBの普及が原因。
昔はターゲットを絞り込みすぎると、逆にお客さんの獲得が難しかったわけです。
「サロンが近くにできたから行ってみよっと♪」
基本これで行けました。
ところが、現代はそれだけじゃもう難しいです。
「サロンに行こうと思うけど色々ありすぎて、どこ行こうか決めらんないわ・・・」
「●●してくれて、●●してくれるこういうサロンに通いたい(はあと)」
このようにニーズが多様化してきてます。
なぜかというと、商品やサロンに対して需要を供給が大幅に上回ってるからです。
そして、WEBの普及。
一昔前であれば、細かいニーズがあっても情報がないので、それを必要としている側も、提供したい側も相手を見つけることが難しかった。
ところが、今ならいくらでも検索エンジンを使えば探せる。
こういう理由があるんですね。
ちょっと長ったらしいヤヤコシイ話をしちゃいましたが、何が言いたいかというと、現代は多様なニーズに対応できる中小規模のサロンが有利だということ。
だからそれを使わない手はないわけです。
基本的に大手は「マス」で攻めます。
だから中小規模や個人サロンは「ニッチ」で攻めます。
あなたが中小規模サロンの場合は、決して大手サロンと同じ土俵で勝負したり、価格競争に参入したりせずに勝負ができるポイントを探してください。
そしてそのポイントが見つかれば、それを積極的にアピールしていってください。
それがあなたのサロンに大きなウリになるし、それを求めているお客さんの役にもたちます。
それではでは。