ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日ではありませんが、ようやくブログに発表してもいいとのお許しをいただくことができたので(笑)、今日は「ミラノ行きの真相」についてお話をさせていただきたいと思います。
実はこのたび、今月末に開催される予定のミラノコレクションを取材しに、イタリアへ行かせていただけることになりました!(泣)学生時代からずーっと憧れ続けて来た夢――「取材で海外へ行けるようになりたい」との思いが、まさかこんなカタチで実現しようとは!何歳になっても、夢って本当にかなえることができるんですね。
もう少しタネ明かしをしますと、今回ミラノコレクションへご招待下さったのは、今や女性に絶大な人気を誇るあのワイヤーバッグで有名な「ANTEPRIMA (アンテプリマ)」様。
今年2008年は、アンテプリマが設立されて15周年、そしてミラノコレクションに参加して10周年となる記念すべきアニバーサリーイヤーなんだそうですが、ある日たまたまWEB上で、9月下旬に予定されている『アンテプリマ2009年春夏コレクション』に2組4名の取材レポーターが募集されているのを発見。まるで引き寄せられるように募集要項へと進んで行くと、そこには――『世界各国から集まる有力なジャーナリストやエディター、そしてモデルなど、業界人で溢れかえるファッションウィークのミラノで、モードの最先端を肌で感じていただきながら、ミラノコレクション公式参加ブランドである「アンテプリマ 」の魅力溢れるレポートをお願いいたします。』との謳い文句が躍っているではありませんか。この夢のような企画にすっかり共感&賛同&興奮した私は、そのまま迷うことなくダメ元でエントリー。その数週間後――奇跡が空から舞い降りて、取材に行かせていただけることになったというワケです。
「夢への挑戦に手遅れはない」――これは私自身が、イベントや映像制作を通じて、常に発信し続けてきた大切なメッセージです。しかしながら、この「ANTEPRIMA(アンテプリマ)」というブランド名にも、全く同じ意味合いのメッセージが込められていたとは、それまで全く知る由もありませんでした。今回は、ある2つの偶然がセレンディピティーとなって奇跡を引き寄せてくれように思えてなりません。その素敵な偶然とは――。
そもそも「アンテプリマ」とは、イタリア語で「デビュー前」という意味なんだそうですが、このブランド名にも「デビューに年齢は関係ない」との思いが込められていたのです!この事実を初めて知った私は、人知れずPCの前で泣いてしまいました。ワイヤーバッグの生みの親であり、アンテプリマのクリエイティブディレクターでいらっしゃる荻野いづみ
さんご自身も「35歳」からの出発だったと伺い、鳥肌が立つ程感動してしまいました。実は僭越ながら、私自身も「35歳」からこのイベント業界に飛び込んだ“遅咲き組”の一人。何とも不思議なご縁を感じてなりません。「アンテプリマ」というブランド名の由来も、「荻野いづみ」さんという素敵な女性の存在も知らないまま、ミラノコレクションの取材レポーターにエントリーした私。世の中には本当に「セレンディピティー」(思わぬものを偶然に発見する能力。幸運を招きよせる力)って存在するのかも知れない――今なら素直にそう信じることができます。とにかく、私のような者を選んで下さったアンテプリマの皆様に心から感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
……というワケで、今回私と一緒にミラノコレクションの取材に同行していただこうと、パートナーに選ばせていただいたのが「さおりょう 」さんです。彼女は長年、某大手テレビ局でテレビディレクターをされて来られた大変優秀な女性で、今回もまだ小さなお子さんがいらっしゃる中、ミラノ行きを決断して下さいました。これほど心強い、強力なパートナーはいません。彼女の友情にも心から感謝しつつ、満を持してのミラノ行きとなりました。二人でしっかりタッグを組んで、ミラノの女性たちの「遊び心」をたくさん写真と映像に納めて来たいと思います。出発までの期間、まだまだ読まなければならない本もたくさんありますが、自分が自分の夢に立ち会う瞬間ための“知の先行投資”です。頑張らなくっちゃ。
先週はさおりょうさんと一緒に、恵比寿にあるアンテプリマの本社・サイドフェームジャパンへもお打ち合わせに行って来ました。広報担当の美しきミューズたちが迎えてくださり、終始和やかな雰囲気の中でのMTG。一流の「美」を発信しておられる方達だけあって、皆一様に礼儀正しく、知的で聡明な印象を受けました。彼女たちがどれほどアンテプリマを愛し、誇りに思われているか……お話を伺っているだけでも、そのハッピーオーラが伝染して来るようでした。久しぶりに一緒にいて気持ちのいい女性達とお会いして来ることができたように思います。初対面なはずなのに、なぜかとっても懐かしい気持ち。ミラノでも皆ご一緒だと伺い、尚一層嬉しく思いました。とても楽しい旅になりそうです。
この日は、素敵なノベルティグッズのお土産までたくさんいただいて帰って来ました。アンテプリマのバッグがデザインされているカラフルなキャンディーや、限定版の携帯ストラップ!(ボルドー色のミニチュアのワイヤーバッグに大きなダイヤモンドまで付いているタイプです。)キラキラ好きの私にはたまらない、最高に嬉しいご褒美となりました。オマケにこのピンクのノート!アンテプリマ特製の非売品のノートカバーだそうですが、実はここにもうれしい偶然が(笑)。現在私はエトランジェ・ディ・コスタリカのピンク色のノートを愛用しているのですが、何と広報ご担当のO手課長代行も全くおそろいのノートを愛用されていたのです!しかも二人そろって、このノートに自分の夢を書き綴っていたという素敵な偶然まで発覚し、これにはさすがにビックリしてしまいました!エトランジェ・ディ・コスタリカのノートは本当に使いやすくて既に5代目なのですが、偶然にもこのアンテプリマのノートカバーにもぴったり納まるサイズなんだそうです。もう嬉し過ぎます。これからはこのあらたな「夢ノート」に、どんどん新しい夢を書いて行こうと思います。400円弱のリーズナブルなノートが、いきなりアンテプリマのロゴ入りカバーを着せられて、ググンとグレードアップしてしまいました(笑)。恐るべし、セレンディピティ。
さぁ。私も今日からアンテプリマーズ(勝手にそう名乗らせていただきます。)の一員として、何歳になってもキラキラしながら、夢をかなえ続けて行きたいと思います。そして、自分のプロデュースするイベント(サクセスウーマン講座やトークショーなど)や、これから制作して行く番組などを通じて、新たな「アンテプリマ」たちを応援していけたら……と心から願ってやみません。合い言葉は、「夢への挑戦に手遅れはない」×「デビューに年齢は関係ない」――ですからね。