遍路旅11-9 40観自在寺~37岩本寺 | 気ままに遍路旅

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気の向くままに東へ西へ
四国遍路は13周を打ち終え西国三十三所にも
一人旅の気ままな旅行記

8/20 (土)

やっと時間ができて2か月半ぶりの遍路旅です。

愛媛県最南の地、愛南町の40番札所から打ち始め

高知県へ向かいます。

 

40番札所 観自在寺です。

第1番札所の霊山寺から最も遠いため

「四国霊場の裏関所」ともいわれているそうです。

  

仁王門の天井にある色鮮やかな十二支の方位番は

今回初めて気づきました。

  

 

高知県に入ります。

39番札所 延光寺です。

亀の背にある梵鐘はレプリカで実物は国の重要文化財だとのこと。

明治時代には県議会の開会と閉会の合図に

高知県庁で使われていたそうです。

  

 

四国最南端の足摺岬にある

38番札所 金剛福寺です。

入口の亀は「大師亀」と言います。

大師がこの亀に乗って沖の不動岩に渡って御祈祷したという。

  

立派な造りの二階建て鐘楼には各階それぞれに梵鐘があります。

  

 

37番札所 岩本寺です。

本堂の御本尊は5体あり

それぞれの真言を各3回唱えます。

  

大師堂天井には沢山の絵が書かれています。

広く全国に募集したとのこと。

洋画、日本画等々色々な種類があり

画題も仏様からマリリンモンローまで様々です。

  

 

今日はここで打ち止めとして高知市内に宿泊して

明日引き続き巡拝します。

 

 

【参考】

愛媛県歴史文化博物館企画展「四国遍路ぐるり今昔」の図録より