那須塩原の旅館では、
雄大な景色を望む露天風呂に浸かりました。
大自然が広がる360度の大パノラマ。
グラデーションに染まる夕焼けの空、満点の星空と、
時間の経過とともに移り変わる景色に、ただただ感動。
でも、こんな大自然に抱かれると、
妙に感傷的な気分になるものですね。
故郷を離れたことで寂しい想いをさせている両親や、
近くにいる時と変わらず、マメに連絡をくれる地元の友人たち、
そういった大切な人たちの顔が浮かんできました。
日々の生活が充実し、東京でも人とのご縁に恵まれているので、
普段は感傷に浸る時間も心の余白もないのですが、
こうした非日常の環境に身を置き、ふと自分に向き合う時間があると、
とても息苦しく、切ない想いが込み上げてくるものですね。
大切な家族や友人を残して上京した後ろめたさのようなものは、
私の心に潜在的に眠っているものなのでしょう。
年明けから、ゆっくり帰省する予定があるので、
久しぶりに、両親と温泉旅行でもしようと思います。
カープの優勝パレードに駆けつけるほど、
カープを愛してやまない両親です。
趣のある旅館、庭に鯉がいるような…
そんな非日常を味わえる時間をプレゼントしたいです。