こんにちは。
Co-leadersのSHIHOです。
時々、こんなことを周囲に言うと驚かれます。
「うちは、結婚更新制」(しかも一年更新w)
毎年、1年に1度結婚記念日が
更新契約日です。
Q.なんで「結婚更新制」をするのか???
「結婚」もそうだし「就職」に関しても
絶対安泰の船に乗ったと思うなかれ!!
それは思考停止。他人への依存。
私は、仕事においてもそう思っています。
あなたがそこに居続ける理由は何か、
それって馴れ合いになった関係性に
ハッとするような問いかもしれません。
そんなことを言うと、
自分が嫌だと思ったら、すぐ分かれるのか
嫌だったら変えるのか、忍耐が足りないなど
思われるかもしれません。
そんな風だから、あなたは離婚したのよ
なんて言われそうな感覚もあります。
私はね
幸せとは、誰かに「幸せにしてもらう」という受け身なものではなく
主体的に「幸せになる」という能動的な行為だと思うのです。
「相手」がどうしてくれるか、してくれないか、で自分の未来が決まるのではなく
「私は」この関係性において、「何をするのか」ということを意識的に創っていくものだと
うちの夫婦はお互いに思っています。
お互いが共依存ではなくお互いがHAPPYでいられるために
独立した個人でありながら、一緒にいることを選択をし続ける、それが最高にHAPPY。
そのアライメント(合意)があり続けることの方が意味があると思っています。
Q.契約更新せずの危機はあるの???
正直おのろけになりますが、ありません。
こんなドキドキする制度を導入している割には、夫婦関係はいたって円満です。
それは、「あたりまえ」の感覚に麻痺しないためです。
1年に1度の契約更新の際だけに、自分たちのことを振り返ったり、思っていることを伝えるのではなく、実は常にそういうフィードバックはしあっています。
だから、結果的に更新しやすくなっているのかもしれません。
同時に契約更新の際は
ちゃんと振り返りを2人でして
次の1年のビジョンも描きますよ。
(夫婦ドリマはその効能もあります)
一緒にいてもいなくてもいいけど、
一緒にいた方がよりみたい未来が見られそう
と関係性にワクワクできるなら一緒を選ぶ。
Q. この発想はどこからきてるの???
①私はバツ1です。最初の結婚では、そんなこと思いもしませんでした。
「結婚」とは永遠が約束されるもの、だと思っていたし、
「結婚」=パートナーが私を「一生幸せにする」ものだと思いこんでいました。(爆)
でも正直そんなことは、げ、げ、幻想でした。
というか、私は何を思い上がっていたんでしょう。なんで、パートナーだけが一方的に私を幸せにするって、ありえるでしょうか。。。
なぜ離婚したのか、そのことに真摯に向き合ったら、恥ずかしくなるくらい
私の中の「あたりまえ」を押し付けていたことに気づきました。
当たり前にあると思い込んでいること程
危険なことはないなって。
②私は離婚の痛み、そして再婚への道のりの中で、「関係性」について本格的に学びました。
そのシステム・コーチングの中でかなり使える知恵があります。
それが、「DPA」(Designed Partnership Alliment)というものです。
会議をし始める時や、2人の関係性において、
どんなことが大切にされるといいか、
どんな雰囲気があるといいか、
それを出し合います。それがその関係性の中のグランドルールです。
誰か外から持ってきた、グランドルールではなく
自分たちの中からある声をまるっとグランドルールとしておいておくことで、
この時間を意図的にこんな時間にしようね、という合意が
自分たち事として生まれるのです。
そのために、相手がどうということではなく、自分はどう関わりますか、
ということに意識が向きます。
関係性に無自覚であれば、
あっという間に、自分の中の当たり前を相手にも押し付けて、相手を批判してしまいます。
でも、こんな関係性でいたいね、こんなことを大事にしたいね、
と事前にデザインしておくことで、意図して、そうすることができる訳です。
ということで、うちは
あると思っていた自己欺瞞の箱の中から
相手に対して
”なんで〜してくれないの!”
というないものにフューチャーして
不満をぶつけるのは不毛なので、
あるものにフューチャーして
感謝をし合いながら、続けられる関係性の奇跡を愛でていきたいと思います。
お互いに納得し良好な
関係性が続いていることは奇跡!!