時短≠[残業なし勤務]+[個人事業]の働き方 | ステップファミリー×組織開発

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どん底だったシングルマザーの時代から幸せなステップファミリーを築いた軌跡。現在はパーソナルのコーチング(1on1)と組織開発や関係性のシステムコーチとして、あらゆる組織や家族・カップルの応援をしています。

こんにちは。Work & Life coaching★SHIHOです。

こんな記事を拝見しました。

私はこれを見て、えっ!まだこんなこと言っているの?という気持ちになりました。でも現実はそうかもしれないですね。

時短ママは
会社から評価もされないし、家族の理解も得にくいのに、何故仕事を持ち帰り21時以降も家で働くの?そもそも、それは時短じゃないよね、フルタイム勤務で間2-3時間休憩をとってる感じじゃないの?

企業は、この実態を果たして把握しているんだろうか。してないとしたら、マネジメントにも事実を声に出していない時短ママにも責任はあると思う。

ママ以外の人は、
自分と違うから「早く帰っちゃう」「押し付けられてズルい」という感情になるんじゃない?男性で16時以降アポでNRだったら、そう思のかな。本当に代理対応が必要な仕事かどうか。本当に必要ならお互い様の精神はどこかで救われる時があるかもよ。


でも、ママ達は
そもそも0.5人カウントされるのが嫌なの?年次重ねたプライド?1人前稼げるはずという自負?



うん、私もありました。これ全部。



正直、育休後半分にはならなくても給料は減りますよ。同じポジション同じ職務に戻すという法律があるのに。で、そこから上げていくのは簡単じゃないですよ。

でもフルタイム正社員の男性や今までのように働きたいかといえばNO。

じゃ、0.5人前と言われるのを受け入れたら?

でも、それは「会社ではね」と自分では割り切って、まだ余力あるなら(21時以降会社の仕事できるくらいなら)別の勉強でもしながら、会社以外の稼ぎ方を見つけておく。初めは勉強として投資要素が強いかもしれないけれど、長いスパンで回収したらいい。

私はそれでコーチングを学び仕事にしました。しかも、クライアントさんが喜んでお金を払って頂けるという方法で!

シングルマザーなので、正直時短とか言っていられないとフルタイム勤務(残業もあり)をずっとしていました。

今でも時短という働き方はしたことがありません。ただ残業は基本しないというスタンスで働きながら、今ではコーチングの収入と合わせると、合計収入が、1社で残業しながら働いていた時をぐんと越えました。

フルタイム(残業あり)で遅くまで働いて、子供に会えない日が続くよりも、
毎日子供と夜UNOなどのゲームを家族でして、お風呂も毎日一緒に入り、寝かしつけもできる生活をしながら、
収入が上がっているんだから、これだけストレスのないことはありません!

生産性が上がったとはあえて言いません。
「豊かになった」という言葉の方がしっくりきます。


「分かり合えない」という事柄に「理解しろー」ということにエネルギーを注ぐことも時として大切ですが、「やりたいように動いてみる」というのも結構いいですよ。

私はね、この働き方は男性にも(若い男女にも)広がると思っています。リスクはとれないけれど、子供との時間も大切にしたいし、そもそもなんで生きているんだっけ?と問いはじめると自然な形ですから。


そして、企業も労働人口の減少から雇用問題を抱えていきます。そうすると、遅くまでの残業が必要な働き方をさせる企業からは人は流出し、多様な働き方を認める企業がいい人材を確保します。

だから現に週4日の働き方や、副業OK、など危機感ある企業からやりはじめています。Googleとか社員に数年時間を与えて、世界一周とか了承するなどね。

北風と太陽ですね。
※上記のような働き方をする場合の注意点…空いた時間で労働集約型の仕事につくと時間と体力とモチベーションが削られ疲弊します。ハードルは高いけれど専門領域、もしくは本当にやりたい事で挑戦されることを強くオススメします。