3/11あまりにも大きな震災の後、
考えさせられることが多く、
まとめるのに時間がかかってしまいました。
改めて、地震や津波の被害に遭われた方、ご家族が被災されている方に、心よりお見舞い申し上げます。
お亡くなりになられた方にご冥福をお祈り致します。
有事の時。
それは、人の本質が垣間見ることのできる機会かもしれない。
私は地震の時は、会社にいました。
その後、何度かけても携帯は繋がらず、
息子や家族の安否確認はできないまま時間が過ぎていきました。
小さい子供がいて安否確認ができていないなら、心配だろうと踏んだ上司は
とにかくタクシーでもなんでもつかまえて帰れとの指令。
新橋から、千葉市まで。
私は現実的じゃないと思いながら、
外にでました。
やはり、駅前は長蛇の列。
寒い中2-3時間待って乗っても、
交通渋滞で到底たどり着かないだろうと。
駅前で、ウィルコムのスタッフがPHSを無料で貸出サービスをしていて、
企業姿勢に感銘を受けました。
勿論、それを借りて電話をしてみたが、通話できませんでした。
諦めて会社に戻ろうとした時に
目に入った「公衆電話」。
そこに並び、始めて家族と無事を
確認できたのは夕方18時過ぎ。
なんとか残っていたコンビニの食料を
買い会社へ戻りました。
JRがいつ復旧するか。
USTREAMでニュースを流しながら
携帯からの緊急地震速報のあの音に
脅されながら、眠るに寝られない夜を
過ごしました。
都内在住の人は、夜になるにつれて
徒歩帰宅や、私鉄で帰り始めました。
それ以外の人は、宴会してました。
夜10時頃になって、会社の固定電話から、やっと自宅に電話が繋がった時、
息子が、じいじとネンネする。
おやすみなさーい。とお利口に話してくれて、涙が出そうになりました。
家と会社が遠いこと、今までも
両立させようとするWMとしては
悩ましい問題だったけど、
今回ほどそれを痛感したことはありませんでした。
でも、みんな無事でいてくれた事に
感謝!
これからは、長い闘いになります。
何を信じて、何を選ぶか
生き方そのものが問われていくでしょう。
子供に胸を張れる母親であれたらいいなと思います。