先日、地元のお友達とランチに。
そこでたまたま入ったお店。
しかも目的の店がいっぱいで、仕方なく行った店
お友達が
あ、あの本は・・・
と。
私：にしのあきひろ？知らないわ――。
お友達：これね、お笑い芸人のえーーと、ナントカという人の絵本なの～。
と。
それを聞いて思い出しました。
キンコン西野さんが絵本を書いた、という話。
ほほーー、
と手に取ってビックリ
すごくステキなんです
もう絵のクオリティが高い！
社会的要素も含んでおり、内容もステキ。
日本語と英語で書いており、これは海外に目線も向けている。
スゴーーイ
で、家に帰ったら、こんなヤフーニュースが。
キンコン西野、２０００円の自身絵本を無料公開「子供にも届けたい」 （デイリースポーツ） - Yahoo!ニュース
このタイミングで？！とまたビックリ！
要約すると・・・
２０００円という価格設定について、色を綺麗に出す為に特殊なインクを使っているなどで、どうしても２０００円以下には出来なかった。
ただ、小学生にとっては２０００円が大金。
子供にも届けたいのに、『お金』という理由で受け取りたくても受け取れない子がいる
はたして全てのモノが『お金』を介さないといけないのか
お金を介さずとも、昔の田舎の集落のように、物々交換や信用交換で回るものがあってもおかしくないんじゃないか
という思いから、
『えんとつ町のプペル』を無料にします、
と宣言した。
もちろん販売は続けるが、無料で読みたい人は、専用サイトで全ページをアップ。
無料にしてしまうと、食いっぱぐれてしまうのではないかという不安もあったが、
『１０万部売れるコト』よりも、『１億人が知っているコト』の方が遥かに価値があると考えます、と。
もう大丈夫だ！２０００円なんて必要ないぞ！
キミがキミのタイミングで誰かに恩を贈ればいい、
と呼びかけていた。
なんかね、すごく感動したのですよ。
ヤラシイ考え方をすれば戦略かもしれない。
でも、戦略でもなんでも、この考え方って、すごいな、と。
いろんな考え方があるとは思います。
否定的な意見もいっぱいあるようです。
でも、実際、手に取ってその本を読んだ私は、2000円でも欲しい、と。
そして、無料で公開しているものもいいけれど、やはり絵本はスゴイ！！
その差をものすごく感じたんですね。
そこにある絶対的な自信。
絵本って、ないと困るわけでもないし、おなかが満たされるわけでもない
でも子供の時に手を取ったものって、ずっと大人になっても心のどこかに残ってる。
そして、この思いも、きっと本と共に残ると思う。
するとね、アマゾンで1位になったらしいの。
キングコング 西野 公式ブログ - 『えんとつ町のプペル』を無料公開したらAmazonランキングが1位になった。（キンコン西野さんのブログです）
 | えんとつ町のプペル Amazon |
戦略でもなんでもいいのです。
買う人にとってはどっちでもいいこと。
そして、本屋さんで立ち読みしても、買いたいものって買いますよね？
無料にするなら、その意味をしっかり意識して無料にする。
ということやないかな。
また、無料で受け取った人は、
キミがキミのタイミングで誰かに恩を贈ればいい、
そうやって、お返しできたらいいんやないかな。
私もそうやって、無料でお渡しできるもの、また、お返しできるものを考えていきたいと思ってます。
あ、今年から打ち出しているコンセプト
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