Mest/Photographs/05/Maverick
≫久しぶりに風邪をひきました・・・のどが痛いT.T。どうせ家でおとなしくするならかこう、というわけでメジャーなのからいってみますか。
BLINK182の後継者的、SUM41やSimple Plan、Good Charlotte他、日本でもセールスを伸ばしたメジャー(アイドル?)パンクス勢の中に連なるMESTの4THアルバムです。明るく楽しくをを自分達のパンクに投影したという、ポップでキャッチーなサウンドはこの手に勢いがあった当時、当然のように受け入れられましたネ。NOFX、GREEN DAY、RANCID、SUBLIME等にインスパイアされたという彼らの音楽はごきげんポップパンクにメロコア的ファスト・メロディック、加えてレゲエ・スカのエッセンスがあったりで、もうおなじみGOLD FINGERのJhon Feldmanのプロデュースによりうまいことまとめあげられたわけです。
今作、大人びたって話はチラホラきいてましたが・・・こういう事でしたかぁ。TonyとJeremiahが曲をかいてるわけですが、Tonyの曲は今までどおりなポップなパンクを基調とし、Jeremiahの曲はなんとALKALINE TRIOばりの渋いエモパンクに仕上げてます。しかも、お互いが書いた曲をそれぞれ歌うという思い切ったスタイルをとってます(今後大丈夫か?)。「CLASHのように本人達がやりたい音楽を」という通り今までとは明らかに違うってとこ見せてますネ。まぁ全編エモくなったら今までのファンはがっくりしちゃうだろうし、このバランスはある意味正解だったような気もしますね。しかしJeremiahの曲のセンスはかなりなもんですよ、M2「Kiss Me, Kill Me」かなりヨイです。ガレ声ヴォーカルのアルカラインばりの哀愁パンクに、MEST本来のポップ&キャッチーが程よく残ってる感じ。
長くなってしまいましたが、侮ってはいけないバンドですよ。前作でがっかりしたファンも手にしてみて損はまず無いと思います。音楽に対してマジメな彼らの一面がうかがえる1枚デス。
試聴
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