★精進湖村廃校利活用の考察 =コミュニティの強みは?= | 来日旅行者おもてなし活動で、世界中に友達つくろう!

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国籍気にせず友達づきあい楽しむ仲間 『WISH CLUB』 ブログ

精進湖の移住体験ハウスの内覧に行った時のことです。

 

私が、自治体職員の方に、「村の方の新しい移住者への歓迎度合いってどんな感じですか?」と、ちょっと不躾ともとれる質問をしてみました。

 

なぜなら、私にとってどこかに住む上での重要なプライオリティとは、近隣住民との良好な人間関係なのです。

 

勝手な想像ではありますが、住民の少ないコミュニティは、自然と人間関係も密になりますから、良好な関係を築きやすいと思います。(その反面、こじらせるとやっかいであろうということも想像できますが・・・笑)

 

すると、台本があるかのように、自治体職員の方が、「本当にみなさん温かくて、人的受け入れ環境が整っていますよ」と答えてくれました。

 

以前、元タレントの島田紳助さんが、彼の好きな沖縄の離島について話されているのをテレビで見た時、「島民みんなが全員知り合いだから、事故も事件も起きない最も平和な島」的なことをおっしゃっていたのですが、きっと精進湖村のコミュニティでも、それに近い現象が見られるのだと思います。

 

そう考えると、旧精進小学校の利活用を考えるとき、この村民の皆さんの人間性(他者を受け入れる際のメンタリティ)は、世界に誇れるものだと気が付きました。

 

通常、私たち日本人は、道端に自動販売機が置いてあっても当たり前だと思っていますが、僕も実際何人かの外国人旅行者から「そんなものあれば、すぐに壊されて中の商品とお金が盗まれる」と言われましたが、そのように相互信頼が高いとは言えない国・コミュニティは、実際に存在していて、つまり裏を返せば、自動販売機が商売として成り立つということは、住んでいる私たちは当たり前のように考えていますが、実は相当に高い相互信頼社会を実現した国・コミュニティである証なのです。

 

しかも、そんな日本の中でも「本当にみなさん温かくて、人的受け入れ環境が整っていますよ」と言わしめる人たちの住むコミュニティなら、それを強み・売りにして告知すべきであり、ひいては小学校の利活用に伴って、世界平和を目指す活動を行うことを宣言した場合、相互信頼は必要不可欠であるけれど、既にその実力を備えた自治体だと断言できるのではないかと思ったのです。

 

私も、自身の活動”多国籍あいのり旅行”の中で、ツアー内容より、”集合場所での心を開いた笑顔のあいさつ”の方が大事だと感じていますし、世界中に店舗を持つマクドナルドも、店舗のメニューには、『スマイル 0円』という表示があり、それはつまり”心を開いた笑顔でお客様を迎える姿勢をとる(信頼している態度をとる)こと”の重要性を認識しているわけです。

 

なので、そのへんをうまいこと表現して、精進小学校利活用案に組み込んでいければと思います☆