女性らしい長い髪はアピール力抜群でまとまりもよく、巻髪やアップスタイルには最適で、いつの時代も男性陣に人気のレングスです。
そのままでは立体感は作りにくい反面、全体的に表現するスペースが多いので、顔周りやレイヤーさえ切れれば、長さを変えずとも大きくイメージチェンジできます。
また、デジタルパーマの良さを最も発揮できる長さであり、ボコッとした大きなカールを肩口~胸元で表現できるのはロング派の女性にとっては嬉しいですね。
その反面、トップや後頭部にボリュームが出にくく、毛質やスタイルによっては地味に見える効果が高かったりもします。
そういう場合に華やかなパーマ同様、有効なのが「前髪」です。
こんなスタイルや、、、
こんなスタイルを、よくヘアカタやファッション紙で見かけますね。
厚めの前髪を作ると、分け目も見えにくく、ボリューム感がしっかりと表現できます。
特に細く軟毛の方はトップがペチャっとなる分、寂しい感じになりやすいですが、厚め前髪がしっかりとカバーしてくれますよ。
根元から均等にパーマをかけるとやさしい感じ、ナチュラルな感じになりやすいです。
厚め前髪に負けないくらい華やかなスタイルになるでしょ?
髪の毛が少なめの人はある程度段を入れたほうが華やかさが増します。
同じ巻き髪でも斜め前髪と組み合わせる事によって、グラマラスなイメージは作りやすいです。
前髪の質感をどうするか、パーマはどこからかけるか、段はどれくらい入れるか+カラーやボリューム調整でいくらでもイメージが変わります。
特に伸ばす時はあまり変わり映えのしないイメージのロングですが、イジれる所は意外と多く、変わった時のパンチ力はNo1です。
形ももちろん重要ですが、特にロングの方に重要なのが「ヘアケア」です。
ダメージ全開のロングはキレイとは言えませんので、パーマやカラーを楽しみながらもしっかりとしたヘアケアをする事が大切です。
wiseではトリートメントをマメにして下さる方が多いですが、パーマやカラーのペースがある程度早くても、それなりの質感をキープする事ができます。
パーマはかけたい、カラーもしたい、でもサロンでトリートメントはしたくない!ではどんどんコンディションは悪くなる一方です。
またダメージが増えて、水分保持能力や弾力が失われると、静電気を帯電しやすくなったり、からみやすくなったり、捲いてもすぐ取れるだけでなく、パーマがすぐ落ちたり、カラーの色落ちが速かったりと、いい事がありません。
ロングの方はパーマやカラー以上にヘアケアに気を使って欲しいのです。
キレイなロングヘアはどんな華やかなパーマや流行のカラーよりも女性を美しく見せてくれますよ。