日本人に一番多い長さであり、パーマやヘアカラーとの相性も抜群、巻髪にもチャレンジできて、どんなイメージも作れてしまうレングス(長さ)です。
その分、ポイントを外してしまったり、崩れが出てくると、ミディアムならではの中途半端な長さが扱いにくさの原因になったりもします。
ちゃんとポイントさえ押さえておくと、すべての女性の味方になってくれるミディアム!
仲良くなるためのポイントをお話しましょう!
まず下の二つの写真を見てください。
① 重めのストレートミディアム
みなさん、どちらが簡単に毎朝仕上げる事ができると思いますか?
正解は②です。
①のようにこの長さで外ハネもなくキレイに内にまとめて仕上げるのは難しく、②であれば毛先があっち向いていようが、パーマが勝手に形を作ってくれます。
ミディアム最大の表現ポイントであり、かつ最大の難所であるボトムをどうまとめる・表現するかによってミディアムの完成度は変わるといっても過言ではありません。
レイヤー(段)が入ったスタイル
基本的には肩につく~鎖骨ちょいくらいの長さでは「外ハネ」はほぼ必ずできてしまい、その外ハネを有効に生かすにはミディアムならではの「くびれ」が有効です。
適度な段を入れて、絞る所はしっかりと絞ると、この長さではキレイに「くびれ」が作れ、トップも後頭部もしっかりとボリュームが表現できて、女性らしい可愛らしさや華やかさが表現できます。
同じ外にハネるにしても、ウエイトのかたまりがその上にある事によって外ハネもゆるやかになり、立体感のあるスタイルが作りやすくなりますね。
また、「くびれ」が入る事によって冬にマフラーをしても後頭部のポッコリ感がツブされる事無く女性らしい丸みのあるスタイルがキープできます。
レイヤー(段)のあまり入っていないスタイル
ショートと同じく、落ち着いた感じや賢いイメージを作りやすく、年代やキャラクターを問わず、誰でも簡単にチャレンジできる形です。
段があまり入っていない重めラインですと外ハネは比較的できにくいですが、重さがボトムに集中する分、一度外ハネが固定されてしまうと、どうしようもなくなります。
その場合は前上がりのようにラインを斜めに取ると緩和されやすいです。
ハネやすい部分が伸びる事によって変わるため、「全ハネ」にはなりにくく、手直しも比較的容易になります。
また、ハネるのが苦手な方や、伸ばす途中は変わり映えがしないという方にオススメなのがやはりパーマです。
もう少し上からかけたり、、、
全体にゆる~くかけたりすると、ガラリとイメージが変わりますし、外ハネも気にならなくなります。
「パーマをかけると再現が難しくなる」と思われるお客様もおられますが、「パーマをかけたら毎朝簡単になった!」と、特に感じられるのはこういうスタイルだと思います。
パーマと組み合わせる事によって色々なカッコいい冬ミディアムがつくれますので、ぜひぜひチャレンジしてみてくださいね。
「パーマは難しい」と思っている方もおおいですが、逆に簡単です。
その他にもwiseでは独自のミディアムならではの表現方法や悩み解決方法を提案しておりますので、何でもご相談くださいませ。