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よくお客様から「紫外線は髪の毛を傷めるんですか?」という質問を受けます。
結論から言うと「紫外線は髪の毛にごく微量のダメージを与えます。」
ただし通常では紫外線によるダメージはごく微量で特にケアを考えなければいけないようなレベルではありません。
髪の毛のメラニン色素の塊で、メラニン色素は元々紫外線から守るようにできていますから。
もし髪の毛が傷んだ!と感じるくらいの紫外線を浴び続けたとしたら、その頃にはお肌は取り返しのつかないくらいボロボロになってます。
ただし髪の毛が紫外線に弱くなる状態があります。
それは、、、
1、髪の毛のphがアルカリに傾いた時
健康な髪の毛のphは通常5.5程度の弱酸性。
それがアルカリに傾くと紫外線に弱くなってしまいます。
ではどういう時に髪の毛はアルカリ性に傾くのでしょうか!?
・海水(ph8程度)
・石油系シャンプー(ラウレス硫酸Naが主成分のシャンプー:ph8~8.5程度)
2、メラニン色素が少なくなっている状態
つまり茶髪や金髪のように、メラニン色素が少ないと紫外線が吸収できなくてダメージを受けやすくなります。
あとはキョーティクルが開いている状態の時も紫外線のダメージを受けやすいです。
濡れたまま自然乾燥してしまうと、キョーティクルが開いたまま乾いてしまうので、必ず寝る前は乾かしましょう!
これから海水浴に行かれる方も多いと思いますが、、、
海水に浸かった後に太陽光の下で自然乾燥、しかも石油系シャンプー(ラウレス硫酸Naが主成分)を使っている。。。
こんな方はダメージを受けやすいので、浜辺に上がったらパラソルに潜り込むとか、帽子をかぶるなどの対策をしましょう!
できれば髪に優しいアミノ酸系弱酸性タイプのシャンプーを使いましょう!
何を使ったらいいのかわからない方はぜひご相談ください。
しっかりとケアをして夏を楽しみましょう!!