米ユーラシア・グループが予想する2015年の主要10大リスク
日本経済新聞 掲載
政治リスクの調査やコンサルティングを手掛ける米ユーラシア・グループは5日、年初恒例の10大リスく予想で、2015年は「欧州の政治」を筆頭に挙げた。
ロシアや中国経済の減速のほか「金融の兵器化」「戦略産業の台頭」といった新潮流も火種に挙げた。
米政治学者のイアン・ブレマー氏が率いる同社の予想は市場関係者らの注目度が高い。
14年も原油安やウクライナへのロシアの強硬策の可能性を予測し的中させた。
今年最大のリスクとしたのは欧州の政治だ。選挙を控えたギリシャやスペインのほか、フランスやイギリス、ドイツでも反・欧州連合(EU)勢力が支持を広げ、それぞれの政権の選択肢を狭めると予想した。
第2のリスクがロシアで、ウクライナ問題を巡り米国との対立は深まるとの判断を示した。ロシアが中国に一段と接近し、イランの核開発への対応など国際協調にひびが入る可能性にも触れた。
第3の中国の経済減速については、中国への輸出依存を深めたブラジルなど資源国に特に大きな打撃が及ぶという。
番外で、実際は危険が大きくない「リスクもどき」としたのが「アジアのナショナリズム」だ。
日本や中国、インド、インドネシアは他国との対立を望んでおらず、想定外の衝突などが起きても合理的な判断が優先するだろうと予測した。
今年の10大リスクとして
①欧州の政治
②ロシア
③中国経済減速の影響
④金融の兵器化
⑤「イスラム国」の拡大
⑥「現職」指導者の弱さ
⑦戦略(産業)部門の台頭
⑧サジアラビア対イラン
⑨台湾と中国
⑩トルコ
以上
今年の日本経済は、実質賃金の上昇を図り、2%成長を目指さないといけないと思います。
円安や中国の人件費の上昇により、脱中国で国内回帰が鮮明になっていることと、原油安という現状、絶好の環境が整っていると思います。
上記のような海外不安要因があるとおもいますが、長い暗かったトンネルから抜け出したいですね。
税理士ゆーちゃん より
最後まで読んで頂き、有難うございます
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