西アフリカでエボラ出血熱の感染が拡大している。エボラ出血熱とは、エボラ・ウイルスが原因の病気で、感染すると発熱や下痢、全身から出血といった症状が起こる。空気感染はしないが、患者の体液と接触すると感染する恐れがあるという。ワクチンや治療法は確立されておらず、致死率は40～90％とされている。
アメリカで２人目の感染者が出たとのこと。
日本経済新聞に「日本に上陸したら？」という見出しででＱ＆Ａの記事がありましたので紹介します。
米国内で患者が発生したエボラ出血熱。「最強のウィルス」が日本に上陸する可能性はあるだろうか。エボラ出血熱に対する国内の対応などをまとめた。
Ｑ
日本で患者が発生したらどうなるのか。
Ａ
感染症法では致死率や感染力などをもとに病気を原則５つに分類している。エボラ出血熱は最も危険な１類感染症だ。感染が疑われた場合、１類感染症の治療ができる全国４５ヶ所の指定医療機関に搬送される。各病院で１～４人の患者を受け入れることが可能。
防護服や滅菌装置、隔離病床を備え、医療スタッフは訓練している。
例えば、成田空港で患者が発生すれば成田赤十字病院（千葉県成田市）に運ばれる。
Ｑ
診療や治療はどうするのか。
Ａ
患者の血液を国立感染症研究所に送って確定診断する。エボラ出血熱に特化した治療法はなく、点滴などの対症療法で経過をみる。
患者の同意などの条件が整えば、未承認薬も選択肢になる。
Ｑ
空港での水際対策は。
Ａ
成田空港の検疫所では熱がある人を見分けるために、常時サーモカメラで監視している。
ただ、感染してから発症までの潜伏期間は２～２１日で、水際対策をすり抜ける可能性はある。
Ｑ
日本に上陸する可能性は。
Ａ
感染が広がる西アフリカと直行便がない。現段階では日本に入ってくる可能性は高くないと専門家はみている。
以上
７月に１，０００人程度だった感染者が９月には９，０００人。
来年２月には５０万人以上まで広がるとの一部の報道（誤報であればよいのですが）。
とんでもない感染力。
世界各国の水際作戦の徹底と、治療薬の開発を一刻も早くみつけて欲しいですね。
税理士ゆーちゃん より
最後まで読んで頂き、有難うございます
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