中ロが目指す国際秩序に漂う危うさ | 税理士こーちゃん・たかちゃん・だんちゃんと男女7人の○○な話

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中ロが目指す国際秩序に漂う危うさ

 日本経済新聞 社説


中国の周近平国家主席とロシアのプーチン大統領はどんな国際秩序を目指そうというのか、そんな疑問を抱かせる会談だった。


上海で開いた中ロ首脳会談の後で発表された共同声明は「もっと公正で合理的な国際秩序」を目指そうとうたい、「他国の内政への干渉」や「一方的な制裁」への反対を打ち出した。


ロシアのクリミア編入に対する日米欧の制裁や、サイバ^-攻撃によるスパイ活動容疑で米国が中国の軍人5人を基礎したことなどを念頭に、日米欧をけん制する狙いと受け止められている。


問題は、中ロがこうした主張で他国をけん制するだけで、自らを省みていないことだ


たとえば、ロシアが武力を背景にクリミアを編入し、ウクライナの内政に圧力を加え続けていることだ。共同声明は触れていない。


共同声明は「第2次世界大戦後の国際秩序を壊そうとするたくらみ」への反対も明記した。日本をけん制したい中国にロシアが同調した形だが、クリミア編入で戦後秩序を揺るがしているのは、ほかならぬロシアである。


習主席がクリミア編入に注文をつけた形跡はうかがえない。


東シナ海や南シナ海での動きを踏まえなら、中国も力任せに戦後秩序を壊そうとしているのではないか、との疑念さえ浮かぶ。


尖閣諸島の周辺の公船が日本の領海への侵犯を繰り返しているだけに、警戒せざるを得ない。


習主席は21日、アジアの安全保障に関する国際会議で「アジアの安全はアジアの人々が守る」と述べた。


米国の影響力の排除を目指す構えといえる。中ロなど26カ国・地域が加わるこの会議で、日米はオブザーバーでしかない。


そして会議に合わせるように中ロの海軍が東シナ海で合同演習を実施し、両首脳は上海での演習の開幕式に出席した。会議の正式メンバーのなかで圧倒的に巨大な軍事力を持つ両国が、その力を誇示してみせた格好だ。


中ロはロシアから中国への天然ガス輸出交渉の妥結にこぎつけ、両国の経済関係の強化で成果をあげた。


ただ、高性能兵器の輸出交渉は決着せず、安全保障の分野では微妙なズレもうかがえる。


こうした「綾(あや)」に目配りしながら、中ロが国際秩序を守り育む建設的なパートナーになるよう働きかける。


日本は難しい外交を進めなくてはならない


  以上



日本は島国で領土紛争は無かったのですが、資源問題で海域紛争がおきています。

憲法9条で戦争放棄をうたっており、現状、日本は平和国家で戦争はしないとの認識を、自国はもちろん始め他国も持っています。

これからも同じ状態で良いのでしょうか。私は良いとは思いません。

ロシアは資源で国内経済も好転、最近はクリミア編入を始め、外交的に従来と違う動きに転じています。

中国は尖閣を自国領土との主張を強め、防空圏の設定も一方的に行い。南シナ海も自国領海との一方的主張のもとに、横暴な言動。

このような状況で、日本は平和国家ですから、責められたら防御する、とういう従来通りの認識でよいのでしょうか。

仮に、尖閣で紛争が起きた場合、日米安保条約の適用で、アメリカが先頭立って戦ってくれるでしょうか。日本が先頭立って戦わないと、アメリカは助けてはくれないでしょう。

集団的自衛権の解釈で今、国会で議論されていますが、私は憲法9条改正で戦争目的ではなく、自立国家として、自衛隊を「軍」に変えることまで踏み込んで議論して欲しいと思います。





税理士ゆーちゃん より

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