愛媛大 コンクリートのひび パン酵母で補修 | 税理士こーちゃん・たかちゃん・だんちゃんと男女7人の○○な話

税理士こーちゃん・たかちゃん・だんちゃんと男女7人の○○な話

大阪府寝屋川市の税理士法人長瀬会計事務所のスタッフブログ。楽しくやってまーす!
税務、会計だけでなく助成金申請や事業再生支援など会社経営のサポートに力を入れてます。
インボイス登録事務所 T7120005020272

愛媛大 コンクリートのひび パン酵母で補修

 日経産業新聞 掲載


愛媛大学の氏家勲教授らは、コンクリート構造物のひび割れをパン酵母で補修する技術を開発した。


酵母は貝殻の主成分となる炭酸カルシウムの結晶を作る。


酵母を含む液体を隙間に注ぎ、コンクリート内部から固める。従来のエポキシ樹脂を使う補修に比べ、隅々に浸透しやすく、作業が楽になる。安全性も高い。補修部分をより硬くする改良を重ね、道路壁などで3年後の実用化を目指す。


新技術はパン酵母が二酸化炭素を出す性質を応用した。


液体中の酵母にカルシウムを与えると、炭酸カルシウムの結晶を作るようになる。ひび割れたところで酵母を育て、炭酸カルシウムで隙間を固める。


従来は道路壁などにひび割れが発生した場合、エポキシ樹脂などを充填しているのが一般的だ。樹脂は粘性が高いので、コンクリートの亀裂内部に押し込むには圧力をかける工程が必要。樹脂の成分について人体への影響を懸念する声もあった。


酵母を含む液体は粘性が低く、樹脂に比べてコンクリートの内部にまで浸透しやすい。人体に無害で大量に使えるのも特徴だ。多めに散布すれば、検査で気付かなかった亀裂も補修できるという


研究チームは新技術の具体的なコスト試算はしていないが「原材料費も安く、作業工程を省くことができるため、全体的な施行コストは安くすむはずだ」と分析している。


今後はパン酵母が炭酸カルシウムの結晶を素早く大量に作れる条件を探る。コンクリート内部で良く固まるように技術の改良に努める。


 以上




 税理士ゆーちゃん より

最後まで読んで頂き、有難うございます
人気ブログランキングに参加しています



クリックお願いします。 ↓

         人気ブログランキングへ


税理士ゆーちゃんの記事一覧

税理士ゆーちゃんの記事一覧NO2