河井博大プロ 体感トレーニング 量ではなく継続を
日本経済新聞 連載
走るのは好きでも、筋力トレーニングにはさほど力を入れていなかった。
意識が変わったのは昨年1月、ジャンボ(尾崎将司)さんのところへ行き、オフの合宿に参加させてもらってから。
そこには腹筋・背筋台・鉄アレイなどはあるが、最新マシンの類いはほとんどない。
手作りの道具や器具を使い、原始的というか泥臭い鍛え方をしていて、それが僕には合っていた。
典型的なのが土の上でのタイヤ引き。タイヤに約25キロの砂袋を数個乗せ、バレーコートほどのスペースを回るのだが、このメニューだけで数種類ある。
1セットで5周すると、もうヘロヘロ状態だ。
腹にかけた強力なゴムで後ろから引っ張られながら前進したり、楕円形をした野球の軟式ボールが不規則に転がってくるのを、中腰になって片手1本で5球続けて取ったり。内容は盛りだくさんだ。
これによって主に下半身と体感が鍛えられる。
昨年、今年とオフに1カ月ほどお世話になったのだが、効果はてきめん。
クラブがよく振れるようになり、しっかり振り込んでもスイングが暴れなくなった。
だから球にパワーがすごく伝わりやすい。
ただ、シーズンに入るとこれほどの筋トレを続けるのは無理で、せっかく鍛えたものがどんどん落ちてしまうのが残念である。
アマチュアの方にも体感を鍛えることをお勧めする。
ゴルフで重視すべきは、太ももの裏(ハムストリング)や表の筋肉、腹筋、背筋。
特にハムストリングが弱いとアドレスで前後にふらついたり、かかと体重になったりして、しっかり構えられない。
毎日風呂に入る前にスクワットを20~30回やるとか、腹筋・背筋を10回ずつやると決めて実行してほしい。
大事なのは量ではなく継続してやることだ。
以上
私もこの運動をしてみるつもりです。
税理士ゆーちゃん より
最後まで読んで頂き、有難うございます
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