子供達に日本で生まれて良かったと思える国外交防衛③日米関係 沖縄本土復帰40年 | 税理士こーちゃん・たかちゃん・だんちゃんと男女7人の○○な話

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安保の要「不惑」の翻弄

日本経済新聞5月15日朝刊 抜粋


沖縄は15日、本土復帰40年を迎えた。米軍基地の負担や本土との経済格差は40年を経ても依然と残る。中国の台頭で沖縄を取り巻く安全保障環境が変わりつつあるなか、米軍普天間基地を巡る民主党政権の迷走は沖縄の政府への不信を深めた。アジア太平洋の安全保障を巡ってせめぎ合う日米中のはざまで沖縄は今なお揺れ動いている。


「軍事費を毎年2ケタ増やし続けている中国に、このまま手をこまねいているわけにはいかない」。日米両政府が4月に合意した在日米軍再編の見直しについて、このタイミングで踏み切った理由を防衛省幹部はこう語った。協議に携わった関係筋は「中国を脅威とみる警戒感は日本より米国の方が強かった」と振り返る。


米国はイラク戦争終結などを受け、米軍全体をスリムにし、アジア太平洋地域の戦力を維持・強化する方針を打ち出した。

海洋進出を強める中国の動きが紛争につがらないよう監視を強める狙いで、米国が特に重視するのが沖縄だ。


「矛と盾の関係で言えば矛は米軍、盾は自衛隊」。野田佳彦首相がこう強調するように日本の役割は米中が軍事的に対峙する南西諸島の守りを固めることだ。これによりオーストラリアやグアムなどアジア太平洋への広域展開を進めようとしている米軍を間接的に支援することになる。


しかし、沖縄では米軍基地への反発が頂点に達しつつある。返還合意から16年になる普天間基地移設問題は出口が見えない。


安保戦略上の沖縄の重みが増すのと裏腹に混迷を深める沖縄の基地問題。国土面積の0.5%にすぎない沖縄には在日米軍専用基地の73.8%が集中する。沖縄で基地への反発がさらにつよまれば、中国をにらんでアジアに軸足を移す米国の安保戦略に影を落としかねない。 以上


ヌランド米国務省報道官は14日、沖縄返還40周年に関する声明を発表した。「日米関係の歴史の中で最も重要な功績の一つ」と指摘。沖縄は「日本の防衛や地域の平和と安定の維持に決定的な役割を果たしている」と強調した。在沖縄米軍は「人道危機や国際的な災害を含めた地域の緊急事態に対応する準備ができている」と表明。「40年を迎え、人と人を通じて日米の結びつきを強化していきたい」と記した。


野田佳彦首相は式典で、同盟強化、基地負担軽減、振興を通じて「日本の安全を確保する」と約束した。


ルース駐日米大使も「沖縄は日米同盟の礎だ」と評価した。


沖縄の位置や役割を冷静にとらえつつ、日本の安全が守られてこそ沖縄の平和が維持されると思います


参考

①日本国内全体の在日米軍基地1027平方K㎡

内1位北海道345平方K㎡(33.6%) 2位沖縄232平方K㎡(22.6%)

②日本国内全体の在日米軍専用基地309平方K㎡

内沖縄 228平方K㎡(73.8%) [沖縄本島の約19%]

   税理士ゆーちゃん より
  
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