経済、企業情報・株式銘柄研究
経済情報・個別企業情報を交えながら書いて行きたいと思います。まず判断材料としての指標について書きます。
株価指標及び財務指標
1 株価指標 (主要な3データ)
①株価収益率(PER)
株価が一株利益の何倍かを示し、株価の割高・割安を判断する指標です。
同業種内での比較、将来性の見極めが必要です。
算式 株価÷一株利益
② 株価純資産倍率(PBR)
株価が一株当たり純資産の何倍に当たるかを示します。
将来成長の見込まれる企業ほど倍率が高くなります。
算式 株価÷一株純資産
③ 配当利回り%
投資効率をみる指標で、個別銘柄間の比較や他の金融商品との比較に使われます
目先の配当利回りのみで判断するのはリスクがあり、企業の特性、技術力を考慮する必要があります。
算式 配当÷株価×100
Ⅱ財務指標 (主要な⑥データ)
①自己資本比率%
企業の財務の健全性を判定するための代表的な指標です。
企業が他者に返済する必要のない自己資本が、総資産に対して00%あるかを示すもので、全他社企業と比較
出来ます。
算式 自己資本÷総資産×100
注 自己資本とは総資産から負債、少数株主持分、新株予約権を除いたものです。
総資産とは現預金、土地など企業が保有する資産の総額です。
②自己資本利益率(ROE)%
経営効率を判断する指標で、純利益」を自己資本で割って計算します。
投下資本でどれだけ利益をあげたか判断する指標です。
算式 純利益÷自己資本×100
③総資産利益率(ROA)%
経営効率を判断する指標で、純利益を総資産で割って計算します。
総資産でどれだけ利益をあげたたか判断する指標です。
事業の質を評価する比率です。比率が高い場合は、少ない資産で効率よく利益を上げていることになります。
算式 純利益÷総資産×100
④流動比率%
企業の資金繰りや金融力」を判断する指標でです。
150%以上であれば、資金繰りが正常であるといわれております。
算式 流動資産÷流動負債×100
注 流動資産とは一年以内に現金化できる資産をいいます。
流動負債とは一年以内に返済する必要のある負債をいいます。
⑤営業キャシュフロー(CF)
日々の営業活動による現金の出入り。
税引き前利益に減価償却費を加えるなどして算出
⑥売上高営業利益率%
営業活動による利益が売上高に対してどれだけあったかを判断する指標です。
経営者・投資家も一番重視したい指標と思います。
算式 営業利益÷売上高×100
私も業種の違う5銘柄の株式を所有しております。今後このテーマ記事により全業種一銘柄を所有していきたいと思います。
税理士ゆーちゃん より
最後まで読んで頂き、有難うございます
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