2011採用市場についてレポしてみる | 東大工学部を出たけれど ~目黒のベンチャー企業で働く、25歳ブランドプロデューサーの徒然日記~

2011採用市場についてレポしてみる

今年はクライアントのブランドのECサイト運営に加えて、
社内の人事のシゴトもあれこれやっている。

もちろんシゴト量が単純に増えているので忙しくなってるんだけど、
その分学びの機会も多いです。


先日、○クルートの方とのお打ち合わせの場の機会があり、
ウチの今後の採用戦略やこの2011採用市場全体の傾向について
情報交換をする場に参加させて頂きました。



・やはり企業全体としては説明会やセミナーの回数が減っているのだとか。

・でも、大手は昨年より採用枠を増やしている傾向があるらしい。
 というよりも昨年度はリーマンショックで枠を減らしすぎたので、
 今年はその反動で増えているのだとか。

・でもでも、採用枠が増えても就活生にとって重要な「内定者数」は増えていない。
 こんなご時世だから、内定を出しても辞退する割合が減っているのだとか。
 だから辞退者数を加味して内定を多く出しすぎると、採用枠を大幅に超えて
 新入社員が入ってきてしまい億単位で人件費がかさんでしまうという事態。
 それを予見出きず昨年度痛い目にあった企業が多かったらしい。

 つまり、「内定取り消し」を学生側でなくて企業側が恐れているのだ


・今年の就活生は、企業理念や実際に接した社員の雰囲気を重視する
 傾向が強いようだ。 やはりこんなご時世で「大手だから安心」という
 イメージは完全に崩れており、企業のハード面で確かな評価軸を
 持てない
のだろう。

・そのため、受ける業界もバラけている。
 例えば、これまで人気だったマスコミ業界を受けた就活生は少なくなっている。


・理念重視や接した人重視というのは、
 ベンチャー企業にとっては追い風になり得る。


こんな話をあれこれ聞くことができ、
やはり自社で採用しているだけでは分からないことも多いなあと。


まあでも、就活生側から見た2011採用は、
2010採用と比べてより難しくなっているということはないかなという
印象をこのお打ち合わせを通して感じました。

上手く就活戦略を練れれば
むしろチャンス自体は多く転がっていそうですね。



企業側の採用としては、僕らはベンチャー企業なので
チャンスとも言える年ですね。

と言っても、ウチの今年の方針はエントリー者数を増やしていくのではなく、
同じエントリー者数でもウチとマッチする学生の割合を増やしていくことがテーマ。


2009、2010採用と4,000人ほどの学生にエントリーしてもらったんだけど、
これ以上は現状のウチのキャパ的に対応できないだろうということに。

そして、各年で4,000人中内定となったのが、

2009(僕らの代)⇒7人内定
2010      ⇒5人内定


採用制度のこともあり目標人数とかは決めないけれども、
7人ぐらいはほしいよねという話で、エントリーを増やさない中で
いかに学生の「質」(マッチする・しないという基準で)を追求できるか。


これから大手の採用活動も活発になってきて正念場を迎えますが、
良き出会いがたくさんあると良いなあと。

僕自身も自分の弟子をとりたいと思っているので、
自分のためにも頑張ります。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


本日はこれまでです雪
最後までお読み頂き、ありがとうございましたニコニコ

残り少ないですが、良い週末をビックリマーク


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆