一度乗ってみたかった!
順風満帆、前途洋々を意味する、帆掛け船です。
帆掛け船は、風をうけて推進力で前進します。
ちなみに、向かい風でも帆の張り方で揚力を得て前進することができるのだそう。
風向きで進むことができないと諦めてはいけない、向かい風でも帆の張り方で進む方法がある、というのは逆境においての教訓になります。
これを知ってから、帆掛け船の意匠がますます好きになりました♡
四万十川で帆掛け船を運行されているのは、松廣屋さん。
菅笠とライフジャケットを貸してくださいました。
貸切だったので、帆掛け船の帯をみせるため、途中から脱いでおります^^;
日本最後の清流といわれるだけあって、みてくださいな、この透明度。
明治〜昭和にかけて帆掛け船は四万十の生活物資を運び、主力の交通手段。
大きく緩やかに流れる雄大な四万十川だからこそ、数十キロの川の移動を帆掛け船での移動ができたのだそう。
長宗我部元親が土佐一条氏と戦い土佐統一を成し遂げた四万十川の戦いはこの辺りかな。
土佐一条の居城であった中村城は四万十市立郷土資料館になっています。
この日は休館日でした。がーん。
外観は犬山城をモデルにして建築されています。
ここには、5世紀に朝鮮半島でつくられたと思われる七星剣のひとつ、一宮神社の鉄剣が所蔵されているのだ。
古代は波多国といわれる要所。
遥か昔、七星剣をもつような人物がいたのでしょうね。。。