「IMAGINE ONE WORLD」/ きものサローネ2016 in 日本橋 のつづき

 

琉球染織の中で唯一の染めの着物である紅型。その華やかさは振袖に相応しいのですが、あわせる帯が難しいなと常々思っておりました。

 

今回の「IMAGIN ONE WORLD」では、紅型の振袖にあわせて、金銀糸をもちいた花織の帯が登場。これがとっても素敵♪

 

コスタリカ共和国の着物と帯です。

 

着物は城間家16代目の城間栄市さん。沖縄からいらっしゃっていました!お話できたのに、お写真を撮り忘れました(ノ_・。)

紅型の古典文様のようにみえましたが、よくみると、紅型にみられる鳳凰ではなく、ケツァールというアステカ山脈に生息している鳥です。

※写真はwikipedia commonsより

花丸の中もコスタリカの国章や花となっています。

 

帯は工房 真南風による花織

コスタリカの名産はコーヒーですが、それを運ぶ牛車にはカレータという文様があります。このカレータ文様にケツァールの尾を組み合わせた意匠考案というのが面白い。そして読谷山花織の文様のようで違和感がない。

※写真は 「いいね!コスタリカ」より

 

こういったプロジェクトから、お互いの文化を知ることができる。

 

「世界はきっとひとつになる…」が、「IMAGIN ONE WORLD」のテーマとなっています。

 

つづきます♪

 

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