群馬県富岡市に産地研修にいってまいりました(^-^)/

富岡製糸場と絹産業遺産群が世界遺産決定時の地元上毛新聞の号外

地域誌の特集した記事、群馬県観光情報誌など。

大日本蚕糸会の武井先生が同行してくださり、向かうバスの中で見どころを解説。

富岡製糸場と絹産業遺産群が世界遺産に登録されたことを記念して出版された
大日本蚕糸会会頭 高木賢編著「日本の蚕糸ものがたり」



富岡製糸場見学と草木染実習レポートは別記事で。
なので、ザックリとだけ。

繰糸場内は1987年(昭和62年)の操業停止時のまま保存され、当時の最新式であった
繰糸機が設置されたままとなっています。

ちなみに、創業時のフランス式繰糸機は岡谷蚕糸博物館で見ることができます。
先日、行ったばかりだったので、より深く理解することができました。

※富岡製糸場内での撮影及び掲載は、事前に許可をいただいたものです。

さて、この産地研修は、富岡製糸場の見学だけでなく、草木染めの実習もありました。
急に秋の気配が感じられる涼しさになりましたが、まだまだ暑く、雨も降りそうな気配…。
草木染めの工房には冷房はないであろうと予測し、洗濯機で洗えるきものと、長時間の
バス移動や立ちっぱなしでも軽いように博多帯の装いにいたしました。

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【8月29日の装い】富岡◇曇り /最低気温21℃ 最高気温27℃

黒×白の綿紅梅の雪花絞りに博多帯をコーディネート
真っ赤な帯、さすがに難しいのですが好みだったりします。

草木染めの実習では、襷掛けに前掛けスタイル。一等工女風の赤い襷ですv(^-^)v

割烹着も持参したのですが、工房内の暑さを考えると襷掛けでよかったように思います。


草木染伝習所主宰の山崎樹彦先生の草木屋での染め実習体験。
山崎樹彦先生は、草木染めの命名者であり作家の故山崎斌氏のお孫さんです。

今回の染め実習は、紫~水色の藍の煮染、桜のアルミ媒染、五倍子の鉄媒染を
絹のスカーフに染めます。どれも美しい~キラキラ

私が染めたのは、明治以前までお歯黒の染料だった五倍子の鉄媒染。

各染めの詳細は、別記事と講座記録に併走してレポートします(^-^)/

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