中村時蔵丈後援会の投扇興の会にお誘いいただき行って参りました♪
会場は浅草田圃草津亭。
草津亭の名前の由来は、初代が善光寺参りの際に夢枕のお告げにより、草津温泉の湯の花を
持ち帰って温泉割烹をはじめたところ人気を博したことから。
浅草田圃は開業当時の明治18年、周りは一面の田んぼだったことによるのだそうです。


五代目中村時蔵丈。あっ、お肌つるつるの秘訣をお聞きしそびれました。
歌舞伎役者の方は立ち居振る舞いのひとつひとつが美しいキラキラ
お食事は時蔵さんの前のお席だったのですが、指先の動きに見入っておりました(〃∇〃)恋の矢


投扇興は中国の投壺が元となって江戸時代中期に考案されたものだそう。
「枕」といわれる桐箱の台の上に立てられた「蝶」といわれる的に向かって扇子を投げ、
「銘」といわれる扇、枕、蝶によってつくられる形につけられた点数で競います。


時蔵さんより直々に御指南いただきましたヾ(@°▽°@)ノ

飛ばそうと思わず、指の上にのせて押し出すように。

教えていただいた1投目はす~っと扇子が飛び蝶に当たりました。
あっ、手首のサポーターは投扇興のためのものでなく、只今、腱鞘炎なのです(^_^;)

ビギナーズラックというものですね。


対戦の前にお料理を堪能割り箸
眼にもすゞやかでとても美味しかったです。


浅草芸者の千鶴さんと香名恵さん、萬太郎丈と梅枝丈による、まずはお手本。

萬太郎さん、1投も外すことがなく高得点! 

梅枝さんの指先、手の動きにもガン見してしまいました…。


いよいよ対戦です。投扇興も礼にはじまり礼に終わります。

1投目はまぐれにも蝶に当たりました。
私の場合、欲をだすとダメのようです。無心が秘訣?

はじめの1投が末摘花、あとは「手習いにつき無点」


トーナメントによる勝ち抜き戦です。2回戦目。

記録係をされているのは、梅枝さんの奥さま。
美しいキモノ2014年夏号にてお嫁入り支度がご紹介されています。
時蔵さんの奥さまの晃枝夫人といい梨園の方は奥さまも美しい~。

扇子が舞って届かず…。

残念ながら、すべて「手習いにつき無点」でした汗
ちなみに枕に当たると「コツン」といって減点されます。


中にはこんな珍しい銘をだされた方も。蝶が立っていてその上に扇子がのっています。
「蓬生」という銘で35点


優勝者の方には時蔵さんが描かれた蝶の色紙が贈られました。
投扇興、楽しかったです♪

帰りには浅草の文扇堂さんに立ち寄って、投扇興のお道具も見せていただきました。
ちょっとしたお遊びに良いですよね。雅で楽しい♪

最後に、中村時蔵さんとカメラ
ありがとうございましたm(_ _ )m


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