今年の1月、琉球染織巡りの旅にでかけました。 まとめリンクはこちら☆

古代織産地連絡会のツアーの後、「ぬぬぬパナパナ」主宰の浦令子さんにお世話になり、
そのご恩返しといっては何ですが、お役に立ちたいと申し出たのは、大変なの!とお聞きして
いた窓拭きのお手伝い、だったのに…、広いお屋敷の大きな窓拭きには私の背が足りない?
色々とございまして、この度「ぬぬぬパナパナのぬぬ」東京展の初日(5月23日金)の夜に
キモノ文化講座の講師をさせていただくことになりました。

「ぬぬぬパナパナ」とは、沖縄八重山地方の方言で、ぬぬぬ→布の、パナパナ→端々、
ぬぬ→布のこと。糸を紡ぎ染め織りあげる作家さんと、そのぬぬ(布)を纏う人のハシとハシ
をつなぐという主宰者の想いが込められています。

その布(ぬぬ)は糸づくりから作家の手が携わったものが基本コンセプト。


私、書くのは得意ですが、人前でお話しするのは苦手あせる
東京でのきもの関連のレクチャーの講師ははじめてのこととなります。
さて、何をお話ししたらいいのかしらん…(・_・;)?
「ぬぬぬパナパナのぬぬ」展では、つくり手の作家さんも在廊していらっしゃることですし、
私は日常にきものを着る立場から、この美しい布を着こなすにはどうしたらいいのか?
より具体的に考えてお伝えすることでしょうか。

糸芭蕉の栽培からご自身でされ芭蕉布をつくっていらっしゃる、平山ふさえさんとカメラ


自然と共存し、その叡智が生みだした素朴な風合いの布は手仕事による賜物。
効率化が求められ忙しなく生きる現代では、かつて当たり前のようにつくられていた布
は非日常的なものになってしまいました。しかもお値段は高級品(-。-;)
でも、ゆとりのない現代だからこそ、オシャレにサラッと纏ってみたい。

日常きもの生活から、きものづくりの現場との接点など、ブログでは語りきれなかったことも
お話しつつ、芭蕉布をはじめ、よそいき着には向かない、でも高級品となってしまったきものを
今の時代に魅力的に着こなすにはどうしたらいいのか?
着付師の西岡万紀さん、和裁師の松下妙子さんと、具体的に相談しつつ、考え、
皆さまからのご意見、ご質問にもお答えするキモノ井戸端会議です。
出展作品の人気投票も開催します。

着こなすことを考える、きものを箪笥の肥やしにしない!を考えたレクチャーにしたいと思います。

レクチャーの申込み開始日(5月8日)頃に、また詳細をお知らせしたいと思います。
案内状をご希望の方には送らせていただきますので、メールもしくはfacebookページのメッセージ
にてご連絡くださいませ。 手紙satoko.asakaあっとまーくgmail.com

「きものカンタービレ♪」をみてくださっている方々とご一緒に、この美しい布の着こなしを
考えることができたら…ドキドキ 。
私は緊張してしまいそうですが、この機会をくださった方々に感謝しつつ楽しみたいと思っております♪


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